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きたみりゅうじさんの「フリーランスを代表して 申告と節税について教わってきました。」が(黒くて)面白いw

とても、読みやすい本です。あと、きたみさんのアイコンつきの対談はすごく読みやすいですね。アイコンが表情豊かだと、対談はこんなにも輪をかけて楽しいとは。

これは、IT業界やWebやネットに近いひとは一度はみたことがある、きたみりゅうじさんのぶっちゃけた申告と節税の本がこちら。私がフリーランスになるわけではないのですが、ケータイ会議つながりのひととかにフリーランスな人が多かったりするのと、もうひとつは知識として、それから、紹介の帯の文章がちょっと面白かったので、まあさくさく読んでしまいました。友人に借りた本です。

その愉快な帯の文章から、抜粋ですが、

「ちゃんと…しましょう」「ちゃんと…しましょう」……などなど、税金に関する本を開けば、きまってこんな言葉達に出会います。『だって、めんどくさいやん』そうした本を呼んで思うのは、いつもその一言でした。
- フリーランスを代表して 申告と節税について教わってきました。 帯より

いきなりwww っていうか、さすがゆるそうでゆるくないきたみさんクオリティ。

本当にそうじゃないとダメなの? その答えは、どの本をみても書いてありませんでした。
- フリーランスを代表して 申告と節税について教わってきました。 帯より

でも、確かに、なにか世の中には悪い人達が居て、わざとわかりにくいようにしてるんじゃないかってダークサイドに落ちそうなくらい、いろんなことが複雑すぎるところはありますよね。

自分にとっては、「やっぱりそれでいいんじゃんか」なんてことがいっぱい詰まった本になってくれたと、そんなふうに思っています。
- フリーランスを代表して 申告と節税について教わってきました。 帯より

これは、私もそう思いました。

その帯の紹介が、とても的を射ているので、実際に書店なりで見て頂けるとよいと思います。

心配事が減るのはいつだってよいこと

よくわからないで何かをするのは、やっぱり大変ですし、わからないからこそ不安になって、実は重要じゃないことに気をもんだり、重要なのにさらっとながしてしまったりとあべこべなことが良く起こります。
とくに、

  • やったらダメ
  • やっちゃってもOK

これらのふたつが曖昧だと、実は天国と地獄にあっさりわかれる分岐トラップだったりするわけですが、このあたりの説明がこの本は実に巧みで、きたみさんと名無しの税理士さんが腹黒くなったり、白くなったりしながら、語るリズムと内容がとてもよいです。

仕組みの奥深くまでよくわかるというよりは、実践するうえで何をしておくと良いか、何を考えておくべきか、あと、何をやっちゃってもOKで、何をやったらダメかというのがわかりやすいんです。
かなり具体的にきたみさんも、税理士さんもですね、そうとうぶっちゃけて、ときに腹黒くw 書かれているので、その内容と、きたみさんアイコンとがあいまって、とてもリズムが良い本です。

黒アイコンではないですが、

きたみさん「青色申告会ってなんなんですか?」
税理士さん「あー、敵ですね」
きたみさん「テ、テ、テ、敵ですか!?」
- フリーランスを代表して 申告と節税について教わってきました。 p.159

とか、万事この調子w

最悪立ち読みでもよいので、アイコンが腹黒くなってる発言と、ノリノリなとこだけでも読むとためになること受け合いですw

きたみさんは、こんな対談方式で、いろんな難しいことをわかりやすく説明するお仕事をたくさんされたら、みんなハッピーになると思います!