多幸感満載の名演を見つけた。アバドのBrandenburg Concertos 1-6が本当に素晴らしい。
抜群です。
もうすこし、Amazon UK ネタは続きます。ふたを開けたら、実は、日本でも4,000円くらいで、ほとんど同じ値段でした。ちなみに、これまたオールリージョンです。素晴らしいです。リージョンコードとか死ねばいいのに。
Brandenburg Concertos 1-6 [Blu-ray]
- アーティスト: Carmignola,Abbado
- 出版社/メーカー: Euroarts
- 発売日: 2008/11/24
- メディア: Blu-ray
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今は、国内品切れで、私は英国から買ったので、いちおうそちらも。
Bach: Brandenburg Concertos [Blu-ray] [2008] まあ 3,500円くらいなので、ちょっと得しましたかね...。 |
この盤はちゃんとしてて、Amazon.com も、UKもJPもだいたい同じ値段です。USからは送られてくるのに時間がヨーロッパよりはかかるので、UKと言いつつドイツから送られたみたいだったけど、そっちがおすすめ。在庫が復活して面倒をさけたければ、JPがおすすめですね。
あと今のところはリージョンコード縛りがないリージョンオールです。素晴らしいです。
入手うんぬんより、この演奏とても素晴らしい。
先に入手したラトルのBlu-ray もいろいろ興味深いし、また詳しくエントリ書こうと思っています。
さて、そのラトルのblu-rayも良い演奏じゃないわけではないのですが、このアバドのBrandenburg Concertosはとても素晴らしいです。前に見かけたときにとっとと買っとけばよかったと後悔するくらい。これ、びっくりするほど良いです。
年明けて、CDも出るみたいで、これまた素晴らしいことです。
なにが素晴らしいかって、演奏の集中力と多幸感
もともと曲も有名ですし、指揮者も有名ですが、それよりなにより、この演奏がクオリティがとても高いのはもちろんとして、見てるこっちまで楽しくなるような演奏の雰囲気がある。実際、演奏者がちょっと微笑んだりしてて、すごい良い雰囲気でしかも演奏も丁寧で充実してる。クラシックの演奏は好みとかが多いに幅を利かせるんだけど(笑)、そういうのを抜きにして、本当に素晴らしいです。それから、演奏に加えて映像も録音も良いです。本当に素晴らしいです。加えてこのコンサートの会場も素敵で、素晴らしいです。
少しだけ惜しむらくは、これまた好みの問題なんだけど、演奏終わりの拍手や余韻が無いことくらいかな。ライブの録音はCDは悩ましいところだけど、映像は終わりの拍手とかあっても良いかなと思う。ただ、これ、何回も何回も視聴したくなるクオリティなので、ないのは正しいかもしれない。
クラシックだけにある圧倒的な迫力と、抜群の多幸感
基本的に曲やライブが良ければなんでも良いのですが、クラシックで抜群なときって素晴らしい圧倒的な威圧力さえ備える迫力やかっこよさ。もしくは、なんか聴いてて幸せだなと思うことがあって、私が崇拝するムラヴィンスキーの演奏なんかは前者、で、良い年のウィーンのニューイヤーなんかは後者なのです。前者は怒濤のカリスマっぽい人や巨匠の雰囲気をそなえる人、後者はなんか人の良さがにじみ出てる感じになりますね。
この前者の方は既にレジェンドでライブにはもう行けなかったり、もしくは現役の方々だとお値段のほうがお高かったりします...、オケは高いよね、人も多いし。
だけど、この後者の方って運が良いと、数千円で行けることもあって、まだもう少し景気が良かった頃のKitaraとか素晴らしくて、
- アーティスト: ピリス(マリア・ジョアン),ベートーヴェン
- 出版社/メーカー: ユニバーサル ミュージック クラシック
- 発売日: 2001/11/28
- メディア: CD
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それで、このアバドのブランデンブルクなのですけど、演奏が本当に幸せな感じで、もっと話題になって良いと勝手に一人でもり上がる3連休の初日なのでした。