F-06B 画面いっぱいの文字入力切替に絶望した!! - あったらしくるえるはてなくしょん

富士通の生み出した文化の極みだよみたいなケータイの文字入力切替が失われてしまった...orz

F-06B は、なんというか、Fというより、OPP-06B みたいな感じで、過渡期っぽいところもあるのですが、私はこの文字入力切替を見て、F-06B がファイナルアンサーになることはないなと思いました。ATOK と iWnn の差もあるのですが、それよりひどいのが文字入力モード切替。あそこで、心が折れる私。

IME ツールバーを呼び出すたびに画面の1/3 を占領したら、私はWindows を窓から投げ捨てたと思うのですが、ありのまま怒った事を話すぜ!!

Fケータイのいいところが打ち砕かれすぎた。

F-07B

だいたいが、全角英数つかってるやつは、あまり好きな言葉ではないのですが、「情弱」だと見なされるところがあると思うのです。だから、そういう全角英数とかは、出さないのが大人の優しさなわけです。一方で半角カナとかも、使ってるやつは厨房みたいなところがあるんですけども、ケータイの文化としてやむを得ず必要というか、大人の気配りなわけです。そういう大人の良さをF-07BまでのFケータイは文字入力切替ひとつとっても、わりと気を使って作ってたのですね。だから、普通に今までの、この、「漢ｱA1」は素晴らしいんですよ。で、上下で切り替わるとか、表示が控えめとかも素晴らしい。

なのに

F-06B

なんだ、このオトナの事情まるだしきりかえわー。
F-06Bは逆に好ましく無い、大人の事情だけでこの切替が出来ていて、これを見るたびに心が折れる音がする...。メールとか、ケータイで一番つかう機能だと思われるのですが、この文字入力切替はヘン過ぎる。オトナの事情過ぎる。哀しいどうして、FでよかったものをOPPかわからないけれど、悪くしないといけないのかかなしい。
それで、やむを得ず、文字入力切替中にソフトキーの左下おすと、画面中の 1,2,3,4 の順番でひとつ飛ばしでフォーカスが移動したときにはびっくりしました。これはねぇ... 腰がくだけたり、股関節が腫れたりするレベル。
今までが良かったんだから、1段目を「漢ｱa1」2段目を「区アａ１」にして、文字入力切替を横にフォーカスするようにすればよかったのに。

ちなみに横だと、

やっぱりこんな感じ。

まとめ

最近、要らないものがついているせいで、使い勝手が落ちてる事が多過ぎるんですよね。

どうも機能の数や数値のスペックしか見えてなくて、多機能やスペックの数字を重視しすぎる人と、使える機能/全機能みたいに、余計なものがない方がいいということを考える人とがいると思うのです。

今までのFって、どうしてもつけないといけない余計なものをいかにして、邪魔じゃないようにするかというのと、一見わかりにくい防水とかのメリットを、じわじわPRすることに長けていたと思うのですが、F-06Bでこの文字入力切替が、今までのFのいい出来のをさしおいて採用されなければならなかったのは、やっぱりおかしいと思うのですよ。

というわけで、ケータイ会議まっただなかのやさぐれエントリでした。

F-06Bの中身が、OPPから従来のFケータイになるソフトウェアアップデート出たら神対応だと思う私がここにいるわけです。さんざんメーカーこき使っておいて、SIMロック解除しますとか、気の毒すぎて胸が痛い。iPhone の前から、当時はVodafone だったけど、Nokia とか、いろいろもっと大きなSMSとか標準準拠のサービスを導入させてた懐の広さが、結局ソフトバンクにiPhone を呼び込んだんじゃないのだろうか。キャリアと端末メーカーがもっとちゃんと二人三脚してたら、ガラケーとか呼ばれてなかっただろうな。

今、たぶん docomoでおすすめの製品は、OPPの採用で無くなる前に持っておこうなあなたのお気に入りケータイと*1、あとは、きっと、バッファローのルータです!!