Google 駅ちかくの、通好みのはてな村秘密倶楽部、そして物産展と施設の混雑

これ自体は、私がオリジナルじゃなくて、どなたが書いたか本当に失念してしまったけど、「はてな」がうまくいっていた理由のひとつで、とてもわかりやすいものがあった。

Google 駅近くの不思議なムラみたいなおみせ

Google っていうハイパーターミナル駅の、その駅近くあたりのちょっと不思議な場所だけどよく人が通る場所。そして、そこでは、それこそ神保町のジャニスや、新宿のベルクに行くような、ちょっと通気取りなひとをどこかしら引きつけるアヤシくもたのしい要素が充満していたのが「はてな」だったと思ってる。
で、もちろん、わたしも全力でちょっと通気取りなので、はてなとか、アクセスするの楽しかった。そして、アクセスされるのも楽しかった。はじめは日に2,30 とかが、今はね、まったくもって思えば遠くに来た物です。ありがたいことだと思っています。おかげで、2ヶ月に1,2冊くらいは本を買えたりするくらいギフト券が届いたりもします。はまぞうに、はてなっぽく、教えてくれたidをつけるとアフィリンクがその人のidになる機能とかつけてほしいけど、それは本題から外れるのでまた今度。

この、はてなのちょっとひとくせもふたくせもあって、あつまる人達もちょっと不思議で愉快な人達があつまる場所だった。そう思う。
不思議なメニューを取り揃える秘密倶楽部は入る勇気があれば、それなりにいいこともあったし、愉快な知人も増えた。理解できないもめ事もときどき見かけたし、ささいなことで盛り上がることもあった。はてな村とか言われてたけど、妙に向こう側に書いてる人を近くに感じる仕組みがあって*1、ちょっと、いや、けっこう変わってたけど、ちょっと声をかけてもらったりしてオフ会とか行ったり楽しかったものだ。

あとは、トルネードみたいにアクセスを集めるわけじゃないけど、ゆるやかに楽しそうに開発のことやコードのことを書いてくれる人達が居る事も素敵だったと思ってる。

最近はよくも悪くもとんがりかたがかわって、物産展みたくなった。

最近は、はてなもサービスのとんがりぐあいというか、あやしさがちょっと薄まって、よくも悪くも、はてな村から、はてな村物産展みたいになったと思ってる。
はてなの見え方って、メンバーがよく変わるプロスポーツのチームやバンドのようで、その時々でタクトを振る人で、だいぶ変わるところがある。少し前はフロムダ先生、最近はちきりん様とか、いつも、不思議な切れ者の人があつまる場所だけど。この、ときどきで変わっていく様子は、今も昔も嫌いじゃない。

ただ、最近のはてな村物産展の夜の混雑っぷりなのか、施設の老朽化のせいなのかはわからないのだけど、たのしくうろうろしたり、また、はてなにテナントを出すようにね、ハイクしたり、ブクマしたり、ダイアリー書いたりするのが、ちょっと重くて億劫なところが最近あるのは、よかったら直って欲しいなと思っている。

村の濃さのようなものがなくなったことは、サービスをもう少し一般向けにして人が増えた事が原因というよりも、人が増えた結果そのものが原因かなとか思う。それ自体はあまり問題ではなくて、きっと、テナントをめぐってうろうろする方も、テナントを出す方も、すこし、ひっかかりを感じる重さや遅さがあって、それが直ったらよいなと思ったりはする。