狂四郎2030を読んだ!!
- 作者: 徳弘正也
- 出版社/メーカー: 集英社
- 発売日: 2004/02/04
- メディア: コミック
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今更だけど、雨宮おねいさんがすごくいい記事を書かれていて、ずっと気になっていたので読んでみました。
『ジャングルの王者ターちゃん』も、実はただのギャグ漫画だけじゃなくて真剣なところで結構ぐっとくるところがあったんだよね..。ひでぇ表現だけど、真剣な「自分探し」が入ってくるところとか。
だけれど、「狂四郎2030」はもっととんでもなかったでござる。
徳弘先生の作品の本当の力が見られるのは、少年ジャンプよりも大人向けの連載だったみたい。雨宮さんの記事がすごいので、その「エロくて、下品で、ヒューマニズム」なところとか、「天才じゃなくむしろ人間代表としての王道をいく徳弘正也のすごさ」とかの表現は本当にそのとおりで、追記することなどたいして何もないのだけれどね...。
1巻だけよりも、もう少し先まで読んだらもっとわかりやすく、やばい完成度がわかってくるので1巻で挫折したらもったいないかな...。それと狂四郎の表情が本当にすごいんだ....。あと、全20巻とけっこう長い作品なのだけど、いろんな章ごとの完成度がいちいちすごくって、一発一発が重たかった。重かったけれど、同時にすごくエンターテインメントの面白さも各章であるんだよね...。すごかったです。
特に、前から順番に読んでいったときの16〜18巻やばいですよ*1
*1:ただし、涙腺的な意味で