はてブトルネードwww - 「読書進化論 人はウェブで変わるのか。本はウェブに負けたのか。」 / 勝間和代 小学館101新書 001
ジョジョでも登場したウイルス進化よろしく、人は読書で進化するのです。
mixiコミュ に はてブトルネードwww からアタックチャンス、そして αブロガー 小飼弾に至るまで、勝間和代さんのリアルタイムな目撃証言と自叙伝です。遅くてもだいたい1時間で読み終わるか...と思います。
読書進化論?人はウェブで変わるのか。本はウェブに負けたのか? (小学館101新書)
- 作者: 勝間和代
- 出版社/メーカー: 小学館
- 発売日: 2008/10/01
- メディア: 新書
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目次は著者公式blogからどうぞ。
Webやネットで一通り遊んでいて、ネット特有の、
"実は自分では言うほどは手も動か(せ)ないのに、何でも出来るような万有感に毒されているとき"
に、気分を切り替えるのにおすすめ。
私も20代半ばを過ぎて、一時のブランクを経てやっぱり本読むのはいいと思い直したので...。
不思議なもので、しんどくても軽く運動していた方が、体調がやっぱりいい。これと同様で、ちょっと疲れてても、少しはきちんと印刷された活字を読んだ方が、ちょうど脳の整理体操みたいになって頭がすっきりする実感がある。
やっぱり、何となく2chとか、Livedoor Reader の未読の更新ボタン連打してるとかが、実は最悪だったりする..。出版はコストが高いだけのことがあって、ある程度の淘汰が進んでるのだから、その恩恵にあずかるのと同時に、宝探しもたのしくしましょうというすすめ。
あとは、読書をするとこんないいことがあるよ、だから私の本を買ってね。な本でもあります。
で、上記、だから私の本を買ってね。の傍線を肯定している間はたぶん二流で、こんな例を書いて、礼を欠いている私は三流だと思いますww。
せっかくなので、キーワードをピックアップ。
- はてぶトルネードw
- ブラブラ歩き リブロ青山
- "読書中級の自由度は映像系コンテンツを超える"
- ミクシィ(笑)のコミュ(笑) 目撃証言
- 「映画監督の三谷幸喜と勝間和代の共通点」 - 「コンテンツは一流。その後の売り方が超一流」
- 「書く努力の5倍、売る努力をする」
- 好循環を生む基本的な仕組み - 「まじめに作って、まじめに売る」
- 2008年7月27日のアタックチャンス!! *1
- αブロガー 小飼弾さんと登場 *2
- 「成果が上がる確率の高い勝負だけをしよう」"まずは小さく、コストも安くスタート"
と、俯瞰して思ったのだけど、勝間さんのすごいところは、生活に根ざした日常感とリアリティに結びつくキーワードが随所に出て来るところ。ダンコーガイからはてブ、アタックチャンスから三谷幸喜までね...。あと、黒木瞳も...w
そして、その中にさりげなく、重たいボディブローをずどんと、あごをバチンと打ち抜くようなキーワードを入れてくるところが勝間さんっぽいなと思って読んでました。*3
で、ちょっと間を置いた上記、だから私の本を買ってね。 を笑っている間はやっぱりまだまだだって理由なのだけど、
あの、勝間和代でさえ
- 好循環を生む基本的な仕組み - 「まじめに作って、まじめに売る」
- 「書く努力の5倍、売る努力をする」
- 「成果が上がる確率の高い勝負だけをしよう」"まずは小さく、コストも安くスタート"
なのです。
ちゃんと作ったり、ちゃんと書いたりしたものなら、宣伝したくなって然るべき。そうならないうちは二流。そして、こんなこと書いている時点で三流なわけです...orz。この本はどちらかというときっかけで軽い本ですね。
"きっと、誰かが見つけてくれる"は正しくもあり、正しくもなし。
Steve Jobs の、"今日が人生、最後の日だったら.." とか、"レッシグの演説Flash字幕入り"*4 とか、やっぱりすごい理由もそこにあるんだよなぁ..。
自重しない人たちや、社交辞令の通じない人たちのすごさも、遠からず近からずなところにあるよ。きっと。
追記:
- 作者: 梅田望夫
- 出版社/メーカー: 筑摩書房
- 発売日: 2006/02/07
- メディア: 新書
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