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ブロガーがリア充の彼女にはてなダイアリー世界を軽く紹介するための10はてダ

元ネタ:アニオタが非オタの彼女にアニメ世界を軽く紹介するための10本
id:wakutekaに捧げます。

まあ、どのくらいの数のブロガーがそういう彼女をゲットできるかは別にして、
「ブロガーではまったくないんだが、しかし自分のブログ趣味を肯定的に黙認してくれて、その上で全く知らないはてなダイアリーの世界とはなんなのか、ちょっとだけ好奇心持ってる」
ような、ブロガーの都合のいい妄想の中に出てきそうな彼女に、はてなダイアリーのことを紹介するために見せるべき10はてダを選んでみたいのだけれど。
(要は「脱オタクファッションガイド」の正反対版だな。彼女にはてなを布教するのではなく相互のコミュニケーションの入口として)
あくまで「入口」なので、良いはてなダイアリーでもあまり知名度の低いものは避けたい。
できればTopHatenar上位陣にとどめたい。
あと、いくらブログの基礎といってもはてなダイアリー以外のものは避けたい。ブログ好きが『ダンコーガイ』は外せないと言っても、それはちょっとさすがになあ、と思う。

そういう感じ。
彼女の設定は

ネット知識はいわゆる「Web 2.0」的なものを除けば、ミクシィ程度は使っている
更新頻度も低いが、頭はけっこう良い

という条件で。
まずは俺的に。出した順番は実質的には意味がない。

分裂勘違い君劇場 by ふろむだid:fromdusktildawn

まあ、いきなりここかよとも思うけれど、「極論以前」を濃縮しきっていて、「極論以後」を決定づけたという点では外せないんだよなあ。長文も超クールだし。
ただ、ここで極論全開にしてしまうと、彼女との関係が崩れるかも。この情報過多な作品について、どれだけさらりと、嫌味にならず濃すぎず、それでいて必要最小限の情報を彼女に伝えられるかということは、ブロガー側の「真のコミュニケーション能力」の試験としてはいいダスクだろうと思う。

http://d.hatena.ne.jp/dropdb/id:dropdb)、iGirlid:asami81)、べにぢょ(id:lovecall, id:xlovecallx

これって典型的な「はてなユーザが考えるリア充に受け入れられそうなブログ(そうユーザが思い込んでいるだけ。実際は全然受け入れられない)」そのものという意見には半分賛成・半分反対なのだけれど、それを彼女にぶつけて確かめてみるには一番よさそうな素材なんじゃないのかな。
「ブロガーとしてはこのうちふたりは“アイドル(笑)”としてもいいと思うんだけど、率直に言ってどう?」って。

Attribute=51 (id:guri_2)

ある種のブロガーが持ってるお絵かきへの憧憬と、要は、勇気がないんでしょ? - Attribute=51的な考証へのこだわりを彼女に紹介するという意味ではいいなと思うのと、それに加えていかにもな
非モテ的なださカッコよさ」を体現するAttribute=51
「カッコいい人にはなれなかった的に自然体の人」を体現する1ヶ月間だけ、思い切りがんばれば。 - Attribute=51
の2エントリをはじめとして、ブロガー好きのするキャラをそこら中にちりばめているのが、紹介してみたい理由。

jkondoのはてなブログid:jkondo

たぶんこれを見た彼女は「はてな代表取締役だよね」と言ってくれるかもしれないが、そこが狙いといえば狙い。はてな系譜の濃いサービスリリースが一時続いていなかったこと、はてなアメリカでは大人気にならなかったこと、京都なら新しい開発拠点が現実になって、それで、奥様が出産されておめでとうございます。おめでとうございます。
日本国内でこそ、こういうのがつくられること、なんかを非オタ彼女と話してみたいかな、という妄想的願望。

IT戦記id:amachang

「やっぱり開発はプログラマーのためのものだよね」という話になったときに、そこで選ぶのは「naoyaのはてなダイアリー 」でもいいのだけれど、そこでこっちを選んだのは、IT戦記にかけるid:amachangの思いが好きだから。
断腸の思いで削りに削ることなく、技術的な事を説明少なめに書きまくるっていうことが、どうしても俺の心をつかんでしまうのは、その「技術」ということへの諦めきれなさがいかにもIT戦士的だなあと思えてしまうから。
id:amachangの書く内容すべてを俺自身は把握できるとは思わないし、そこまでは置いてかれないだろうとも思うけれど、一方でこれがid:higeponid:naoyaだったらきっちり説明してしまうだろうとも思う。
なのに、エントリの随所に楽しそうにコードを書きまくってしまう、というあたり、どうしても
「自分の物語を形作ってきたものを捨てられないプログラマー」としては、たとえid:amachangがそういうキャラでなかったとしても、親近感を禁じ得ない。
IT戦士の作り方自体の高評価と合わせて、そんなことを彼女に話してみたい。

higepon blogid:higepon

今の若年層でOS作ったことのある人はそんなにいないと思うのだけれど、だから紹介してみたい。
はてな入社よりも前の段階で、id:higepon の哲学とか開発技法とかは2ちゃんでスレ立てした時点で頂点に達していたとも言えて、こういうクオリティのスレが2ちゃんであの時代に存在していたんだよ、というのは、別に俺自身がなんらそこに貢献してなくとも、なんとなく2ちゃんねらとしては不思議に誇らしいし、いわゆるまとめブログでしか2ちゃんを知らない彼女には見せてあげたいなと思う。

そのままなめてid:maname

id:manameの「目」あるいは「ニュースサイトづくり」をオタとして教えたい、というお節介焼きから見せる、ということではなくて。
「終わらないニュースサイトを毎日更新する」的な感覚がブログには共通してあるのかなということを感じていて、
だからこそ、まなめ版『サブブログ以下・チラシの裏以上の場所』最新エントリはエロゲのアニメ化以外ではあり得なかったとも思う。
まなめはうすの日常を生きる」という感覚が今日さらに強まっているとするなら、その「オタクの気分」の源はエロゲにあったんじゃないか、という、そんな理屈はかけらも口にせずに、単純に楽しんでもらえるかどうかを見てみたい。

http://d.hatena.ne.jp/y_arim/id:y_arim

これは地雷だよなあ。地雷が火を噴くか否か、そこのスリルを味わってみたいなあ。
武蔵小杉のラーメン二郎をこういうかたちでエントリ化して、それがリア充に受け入れられるか
気持ち悪さを誘発するか、というのを見てみたい。

finalventの日記id:finalvent

9本まではあっさり決まったんだけど10本目は空白でもいいかな、などと思いつつ、便宜的に終風先生を選んだ。
フロムダ先生から始まって終風先生で終わるのもそれなりに収まりはいいだろうし、アルファブロガーリスト時代の先駆けとなった人物でもあるし、紹介する価値はあるのだろうけど、もっと他にいい作品がありそうな気もする。
というわけで、俺のこういう意図にそって、もっといい10本目はこんなのどうよ、というのがあったら教えてください。

「駄目だこのid:kskmeukは。俺がちゃんとしたリストを作ってやる」というのは大歓迎。
こういう試みそのものに関する意見も聞けたら嬉しい。