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2ユーロの快楽 - プライスレス

一部のサッカーがすきなよいこのみんなは、寝不足なわけですが、皆様いかがおすごしでしょうか?

サッカー先進国周辺はさすがに進んでいて、
EURO2008 はなんと uefa.com でpay per view でストリーム再生していました。
Windows 限定のサービスです。DRMの都合。
写りはまあまあ。ぎりぎり許容範囲といったところ。
動きが激しいときはしんどかった。

1試合 2ユーロという破格の設定です。
アカウントを発行してクレジットカードですぐ決済できます。

それで昨夜はポルトガル-チェコを見ていました。
途中で寝てしまいましたが...。

ポルトガルのパスをつなぐ華麗なサッカーと、
チェコのような質実剛健のたくましいサッカーとのぶつかり合いは
やっぱり見所がありました。居酒屋のビール並の値段で、
あの試合を見られたのはありがたいことでした。

試合で感心した他に、
ゲームの個人成績がでるんだけれど、そこがまさしく
Web時代 5つの定理でもあった、

「政治的になるな、データを使え」
マリッサ・メイヤー Googleの女性副社長)

を地で行くすばらしさだったのです。

最近はチームでのシュート数やファウル数、
それからボール保持率なんかは発表されるけれど、
そこからもっとつっこんで、
各チームのパス回数のTop 5や、
各選手がランニングした距離のTop5 とかも出てた。

前半終了時で、
パス数は チェコの選手のパス最大回数が16に対して、
ポルトガルは上位5選手のパス回数が30回以上
走っている距離はほぼ同じで デコとかで5km くらいだったと思った。

さすがヨーロッパだな...と驚いてみていました。
両チームとも、走る距離は同じだけれど、
チェコの方はパスが少ない縦に速いサッカーをしていて、
ポルトガルの方はつなぎながら伺う動きをしていたとかが、
データでもわかって、面白かったのです。

何をもっていいサッカーとするかはまあ難しいところだけど、チームカラーがお互いでていたところは、
やっぱりデータにも反映されていて、そういう奥の深さが楽しかったのです。
ファクトベースってこういうことだよね。

それから、
ヨーロッパとかをみていて思うのは仕掛けどころでの速さがすごい。
日本のサッカーの足の速さは草食動物の速さなのだけど、
欧州の速さは肉食の速さですね。

ウェブ時代 5つの定理―この言葉が未来を切り開く!

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