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AK70 の DAP と 2.5mm バランスケーブルの BL-AKX1 と AKG N40 は良かった。楽。なお、値段はそれなりに高い。だが世界は


今は、イヤホンとかヘッドホンとか携帯オーディオ機器については、東京の西の横綱がフジヤエービックで、東の横綱がe イヤホンだと思います。この両店舗で良いセールがあるときに買うのが一番良いです。あとは、ヨドバシやビックと、あと Amazon がそれに続く感じでしょうかね。ちなみに、AK70 とこのケーブルとイヤホンは確かフジヤさんのセールで買ったと思います。値段は聞かないでください。

その両店舗ですが、まず西の横綱フジヤエービックです。メインのお店が中野にあって、お店はごちゃごちゃしてて、掘り出し物があって、若干じじむさくてそっけないけど丁寧でウェブでついつい買い物しちゃうのがフジヤエービックです。一方東の横綱、メインのお店がアキバにあって、お店は割とひろくて、試聴できる機械がたくさんあって、若干店員がちゃらくてうぇいうぇいしてて客はなんかコミケとかにいそうな感じで、いろいろ聞けて楽しくてついでにうっかり買っちゃうのがeイヤホンですね。ちなみにヘッドホン祭りの主催みたいなのがフジヤエービックさんで、ポタフェスの主催みたいなのがeイヤホンです。この両展示会ですが、最近は国内のみならず、海外メーカーもこの展示会にあわせて、新製品とか、初の参考展示を持ってきていたりしてて、日本最高です。

さて、それで、私は以前つかっていた android WALKMAN が相当調子悪くなって次どうしようと思っていて、つい先日 NW-A3系シリーズ(まあまあ)と、NW-WM1ANW-WM1Z (さらに金ぴかで高い)が出ましたが、待ちきれなかったのと WM-PORT が控えめにいって腹を切って死ぬべきでもげてなくなって地獄の火の中に投げ入れられるべきであると思われてたし、他に候補がなかったので、AK70 を買いました。これが気になるところもありますけれど、なんというかいろいろちょうどよさがあり、結局 2.5mm バランスを試せるケーブルがセールだったり、乙なイヤホンがセールだったりで、普段使いは上記になりました。

そうそう、最近のイヤホンヘッドホンの傾向ですが、ヘッドホンの方が材料がある程度出尽くし感がある一方で、イヤホンの方が元気な傾向にあります。ヘッドホンは我らが beyerdynamic)))) がDT4桁とAmiron HOME で気を吐いているのと、あと、HIFIMAN や平面駆動組が頑張ってますが、それ以外のフラッグシップとか定番ではそんなに大きな動きがありません。
一方、イヤホンも beyerdynamic)))) の AK T8iE MkII (これも高い) が古くからのところでは頑張ってますが、それ以外は全体的にイヤホンが最近は元気で、新興勢力のさらに高級機が元気ですね。ちなみに、上記の私の普段使いの値段は聞かないでねセットですがこの一式より高いイヤホンはざらにあります。なにそれこわい。全員頭がおかしいと思います。参考までに非常に高いリンク置いておきます。JH Audio THE SIREN SERIES-LaylaII とか、Noble Audio Kaiser10 UniversalとかNoble Audio Katana Universal とかですね。Mac より高い(本当)。
ついでに、ソニーの金ぴか以外の高いプレイヤーのリンクの代表置いておきます。AK380 ですね。高い。

それで、そういう楽しさもあるにはあるのですが、高級イヤホンの多いドライバのモデルになってくるとユニバーサルでしっくりくればいいですが、耳が物理的にも疲れますし、カスタムとの戦い(それはそれでめんどい)とかもあるし、ヘッドホンよりコストパフォーマンスが微妙に悪いみたいになってきます。ただ、すごいイヤホンのすごい世界があるはわかります。
プレイヤーの方も立派なやつは重くてでかくて鈍器みたいになってきます。

それが私にはやりすぎで、上記の組み合わせになりました。ケーブルは 2.5mm バランスのエントリーのもので、2.5mm が使えて、端子が無駄にならない嬉しさみたいなのがメインですが、AK70 はどうも巷で言われる程度にバランスの方が音が良いように思われます。折れそうなのだけ心配ですけれど。良いケーブルとかだと、3.5mm でも良いものは全然良いですが、逆に2.5mm の方がなんか良いものもあって、AKG N40 ではバランスの音の方が好きでした。

ただ、こういうのも新しくなるとというか、変わったときにちょっと目新しいというか、耳新しいというか、変わった直後はメンタルとかいろいろひっくるめてよく聞こえるみたいなところはあります。ありますし、いろいろありますし、いろいろありますが、どうせ何事も沼だし、スパイラルだし、きりがないのが前提で、めいめい楽しくやれば良いと思います。

それで、私は普段つかってて負担ではなくて、かつそれなりに便利で、それなりに質感もよくて、それで、大仰じゃなくて、それなりにコンパクトでまあちょうどいいみたいなモデルを考えたら、やっぱり、今は NW-A3系ウォークマンか、この AK70 みたいになると思います。AK70 みたいな端末は日本のメーカーから出てほしかったなーとか思います。軽薄短小上等。

さて、AK70 についてもう少し詳しく

こちらですが、そういう、なんかいろいろちょうどいいというか、いろいろ妥協できるけど、それなりに満足という点でいちばんちょうど良いプレイヤーだと私は思っています。Best Portable music players 2016 | What Hi-Fi? Awards 2016 | What Hi-Fi? もある程度納得です。ちょっとだけ高いですけどね。

良いところは何をおいてもサイズと質感と全体のバランス感覚、あと android 端末使ったことがあればだいたい操作がわかるというのが良いところです。あと、ハード的にできてほしいことがだいたいできるというのが良いです。無線LAN経由でDLNA 連携できたり、bluetooth だったりもそうですが、USB DAC モードにもなるし、USB トランスポートにもなるし、などなど、そのあたりのできてほしいなみたいなことへの対応は良いです。特に、USB トランスポートになるのは、micro USB で出して外部のポータブル DAC アンプとつなげて楽で良いです。ただ、Chord Mojo(私はMojo 使いにくいし変わった音だけど音自体は好き)と AK70 つなげて作戦は... お、お、おうってなります。みんながんばるなーと思います。

ちなみに、AK70 について、私が使ってて気になってるところを以下に箇条書きで書いてるので、買おうかなと思ってる人の参考になればと。

  • 起動があんまり速くない
  • 起動してから micro SD カードの読み込みがさらに速くないというか遅い
  • そのせいで再生しようとすると曲がないとか言われることがある。またされる。
  • でも、本体ストレージへの曲の保存がめんどくさい
  • 本体ストレージと micro SD カードで曲が被ったときにダサいことになる
  • ボリュームクルクルは良いのだけどそのあとタッチでボリューム変更の間があって、そのときに間違うと爆音になる
  • 横の操作ボタンが間違って押ささる...は北海道専門用語だった.. 間違って押されることがある
  • 本体の質感にくらべてお値段の高い純正ケースの質感がちょっとださい
  • 無音からの曲の一番最初の再生時にソニックブームノイズのる
  • 最初のホーム画面からの操作とホームボタンと上からのドロワーが微妙に使いにくい

というのは、我慢できなくはないけど、普段から使ってて結構気になってますので、上記にピンときそうな方は量販店か専門店でちょっと触ってみるのが良いと思います。

と、いろいろ書きましたし、素晴らしく良いものかと言われたらそうでもないですが、いろいろちょうど良いという点で気に入っています。

あとは、AK70 については、どうもダイナミックのイヤホンの方が感じが良くて、BA型のイヤホンは出来不出来が激しいみたいになります。AK70 はあと、個人の感想ですが Campfire Audio とかあうかなと思っていて、AK70にMogwai なんかをいれて、野外でLyra II で聴くとかはよさがありますし、SENNHEISER の名機の IE80 で低音調節して好みで使うとか、一時より高くなってますが IE60 で聴くなんかも楽しさがあります。

そこで、AKG の N40

AKG も今となっては由緒正しい伝説の欧州系メーカー感があり、とくにヘッドホンではですが、王様が SENNHEISER で、皇帝がBeyerdynamc)))) で、女王が AKG みたいなところがあります。雑な感想ですけど。もっとも、いろいろあって、売られた女王みたいになったので、今後 AKG が今まで通りAKG かわかりませんし、いろいろどうなるかわかりません。定評のあるK812 とかかつてオーストリア生産、今はスロバキア生産ですが、これとかどうなるんでしょうね。

さておき、AKG の N40 ですが、最近ちょいちょい見かけるようになってきたダイナミックとBA型のハイブリッドイヤホンで、かつて先駆けのモデルがあって、それのこなれた量産型みたいなモデルではありますが、それゆえのよさがあります。

調整がきいて楽なのと、本体が軽くてコンパクトでおさまりも良く、音も気が利いている感じでまとめられており、いろいろちょうど良いんですね。だいたい何でも大丈夫みたいなのがあります。 ハイレゾ対応ということにもなっていますが、そこは気にしなくてもいいと思います。このモデル派手に良いとか、派手な特徴が最近の基準からすると逆にそんなになくて、でも良いみたいな、そういうモデルで、そういうのがいいんだよみたいなところが強いです。一方で遮音性低めなので、その辺りがあうあわないのポイントになるかと。私は屋外であまり外の様子がわからなくなるくらいの遮音性高めが苦手ですが、逆にここは個人差が大きいところかなと思います。

遮音性はかなり低いです。カナルなので音漏れはあまりしなくて、なんというか開放型や半開放のヘッドホンに近い使用感あります。音場は広くないですが。

というわけで

人生には気晴らしが必要です。という話題でした。くだまきエントリですみません。

では、良い人生を。