Raspberry Pi 3 を RoonBridge して使ってるわけですが、Raspberry Pi 3 の内蔵 Wi-Fi は結局貧弱貧弱なのでアンテナ付きUSBドングル買った
Roon というオーディオプレイヤーというかオーディオシステムアプリケーションソフトウェアが好きです。高いけどね( Roon Labs )。高いけど、環境が整っているなら、買う価値はあると思います。うちでは、Synology のちょっといい64bit CPU が入ってる NAS に Roon パッケージいれて、音楽ファイルも全部入れて、うちの中であれば、だいたいどこでも再生できるみたいにしています。意味あるのかといったら少ししかないですが、面白いからというのと、楽というのは大事です。
Roon なんですけど、発射台とコントローラさえあれば、Raspberry Pi でも Windows でも Mac でも android でも、ネットワークから見えていれば、NASの音楽ファイルをどうとでも再生できます。iOS は操作はできますが、自分自身が音楽の出力先にはなれません。大人の事情らしいです。
Raspberry Pi への Roon インストール手順については、それが自分で調べられない人は使うべきでは無いので、そういう人は使わないほうが良いです。Roon のセットアップは、Roon 1.2の応用例 ラズベリーパイとUSB DACの使用: Music TO GO! が詳しいです。Raspberry Pi 3 の場合は有線つなげば DHCP で勝手に IP アドレス拾ってくれるので、そこに ssh で入ってから、各種設定をできるので、直刺し用のキーボードほかはいりません。
それで、冒頭の画像に戻るのですが、発射台とコントローラがあれば、受け側が Raspberry Pi でも大丈夫です。Roon は 64bit 推奨みたいなところがあって、結構リソース使うので、3 が良いよねとおもわれて、かつ 3 なら Wi-Fi も内蔵だし良いよね。と思われたので。ですが、前者はそれなりに正しかったのですが、後者が問題で内蔵の Wi-Fi は貧弱貧弱でした。あと、電源が理想は2.5A らしいですけど、そのあたりは、2.4A くらいで妥協できれば、iPad の ACアダプタの使い回しで大丈夫です。あと、Anker のモバイルバッテリーのPowerCore 10000とかあるとちょうど良いです。私は自重せず2万超えのをかったら、大きくて重かった....。
さて、この、Wi-Fi が貧弱というのが問題でした。私はベッドサイドオーディオ用として、有線LANが引けるところにおいた、Raspberry Pi 3 RoonBridge は好調だったのです。ですが、もうひとつ、無線で接続しているほうがぶっつぶつ切れてダメでした。最初は原因不明でしたが、有線端末が好調で、無線がNGなんだから、原因無線のせいだろ思ったらそうでした。
それで、rt8192cu 搭載のものであれば、認識いけそうというのと、アンテナついてて感度が良さそうみたいな、端末で、買いやすかったのが、IO-DATA の WN-G300UAだったので、こちらにしました。
認識まではすぐでしたが、そのあといろいろ設定が
I-O DATA Wi-Fi 無線LAN 子機 11n/g/b 300Mbps アンテナ型 WN-G300UA
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なにより最初に、/etc/wpa_supplicant/wpa_supplicant.conf の編集が必要で、そちらは、Raspberry Pi 3を買ってMacを使ってWiFi接続とSSHの接続するまで - Qiita を見て落ち着いてやれば大丈夫です。
あとは、問題は二つあって、
- パワーマネジメント関連の off がおかしい
- wlan の wlan0 wlan1 を固定して、内蔵の Wi-Fi を使わないようにしたい。
となりました。
それぞれ、まずパワーマネジメントですが、/etc/modprobe.d/8192cu.conf がなければ作成して、 options 8192cu rtw_power_mgnt=0 rtw_enusbss=0 を記載するというのが必要でした。 に詳しいです。
次に、wlan0, wlan1 の固定ですが,Raspberry Pi (Jessie) でのネットワーク設定メモ に詳しいです。
/lib/udev/rules.d/ 以下に各種ルール用ファイルがあり、ネットワーク系デバイスは 75-persistent-net-generator.rules に記載がある。
この19-21行目が下記。
デバイス名がeth0や、wlan0などの場合は、udev設定が吐き出されないようになっていてブラックボックス状態。
# device name whitelist
KERNEL!="ath*|msh*|ra*|sta*|ctc*|lcs*|hsi*", \
GOTO="persistent_net_generator_end"
これを
# device name whitelist
KERNEL!="ath*|msh*|ra*|sta*|ctc*|lcs*|hsi*|eth*|wlan*", \
GOTO="persistent_net_generator_end"
としておけば、認識したデバイスについてのルールを、/etc/udev/rules.d/70-persistent-net.rules に吐き出してくれる。
こちらで、wlan0, wlan1 が定まっていれば,/etc/network/interfaces で内蔵の wlan の方を切るなりが可能になって快適です。
あと、Roon が動いてさえしまえば、適当に最近はやりの、USBのポータブルDAC/アンプとかつないで普通に使えます。
音楽のある暮らし
たまに音楽を聴きましょう。その方が良い人生です。
では、良い人生を。
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