今度は Massdrop で Colorfly C10 買ってみたら HIFIMAN の DAP よりやばかった(苦笑

Massdropで狙った買い物と愉快な買い物を最近ちょいちょいしていまして、今狙い目はヘッドホンやイヤホンは良い感じのHIFIMAN の RE-00のイヤホンや、HE-350は上位モデルには負けるかもだけどこの価格はそれぞれお得感しかないので、良いと思いますし、あと、先日リリースがあってMassdrop限定で先行販売のCampfire Audio の Novaはまだケーブルを持ってなくてほしいとかがあればかなりおすすめだとは思います。私の個人的な感想ですが Campfire Audio はほしいような気はするけど買いたいほど惹かれなかったので買っていないのですが...。

その一方で、DAP の方で面白いことないかなーと思ってバーゲンでピーキーでトンチキなモデルをちょっと買ってみたりしていて、[HIFIMAN]記事一覧 - くるえるはてなくしょんにあるようにいろいろありまして、HIFIMAN の HM-650 は昭和のデジカメかなみたいな見た目から再生までこぎつければパワフルで良い音みたいになっていて、連続再生の最初だけプチプチノイズのったりするけど、それなりに使えるなーと思っていて他にも良さそうなのあるかなと思っていたところ、Colorfly C10という怪しげなモデルの販売があったので、ちょっと買ってみました。買ってみましたけど、ファームウェアのアップデートなりで問題解決されないとちょっと厳しいですね...これという状況でした。

DAP業界では音とiTunes以外はそれなり安定で便利な iPod touch や事実上 iPhone 、あとかつて Android Walkman だったぶぶんが適当に巻き取られた Xperia やらの、事実上スマートフォンと愉快な仲間たち勢があって、その下に、いろいろな価格帯のWalkmanであるとか、Fiioであるとか、Astell & Kern(高い)とか、iBassoとかがあると思っています。
それで、これらの人気モデルはそれなりに安定の完成度というか、びっくりするような粗が無いみたいなところがあるんですよね。Fiio や iBasso や Walkman はなんだかんだとHIFIMAN よりはそれなりにちゃんと使えて音も楽しめる、AK は高いけどそれなりにポジションを確保していて、...と。それで、Colorfly はどうかと思ったら、想像よりだめだったという...w。US の Amazonでは普通に扱いもあって、レビューも良かったのですが、一箇所どうしてもダメでした。

Colorfly はドイツの方で設計されていて、製造とかが中国というモデルで、かつて C4 というびっくりDAPがあったのですが、その後継になりますね。変な DAP を作ってる以外では、 Amazon の Colorfly 検索結果一覧にあるように、怪しい android 端末とかいっぱいあったりします。

Colorfly C10 は曲間でいちいちノイズがのらなければできる子なのに、残念な感じに

ざっと特徴です。

HIFIMAN の HM-650 よりは液晶画面も綺麗ですし、UI のレスポンスや曲一覧の読み出しなど早いです。また本体の質感も商品ページにあるように Volume がスライダーでガワがWoody で、妙に味わいのあるデザインでそのあたりは、昭和のデジカメみたいな HIFIMAN とだいぶ違います。
micro sdhc カードなんかが使えて良いです。Apple 製品はストレージが高すぎる。
音は良い意味で枯れてるデバイスをうまく使っていて、特にギミックはないですが、良く鳴ってそれでいてスムースで音の再生まわりは退屈しないけど刺激的でもなく音場感も良いという仕上がりでした
あと曲再生していて画面スリープしている時にボリュームスライダーが動いた時に検出してくれて、ヴォリューム変わってるっぽいけど大丈夫? みたいな確認もあり、このあたりいけてるかも
ところがどっこい、今やギャップレス再生も当たり前なこの時代に、曲の切り替わりの際にプチプチノイズがのります。これがなければ合格点どころか優良なレベルだったのに、この一点だけで超残念な感じになりました。HIFIMAN の HM-650 も曲再生したときにリストの冒頭でだけ一瞬プツプツなるのですがアルバムなんかを通しで連続で聴く場合に問題無いんです。ところが Colorfly C10 はアルバムとか関係なくて1曲ごとにプツプツなります。これさえなければ...。本当にこれさえなければ...というレベル。ファームウェアのアップデートか何かで治らないかなと思いますが、ダメかなーとも思います。