50年以上前の出来事なのですけど、その筋では有名なカラヤンの惑星が確かに素晴らしくて驚いた
- アーティスト: カラヤン(ヘルベルト・フォン),ウィーン国立歌劇場合唱団,ホルスト,ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団
- 出版社/メーカー: ユニバーサル ミュージック クラシック
- 発売日: 2012/02/22
- メディア: CD
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そしたら、これが噂にたがわず良かったですね...。
演奏だけだと、私はエイドリアン卿のComplete Conductor-from Tchaikovsky to Gershwinに入っている1966年版がとても好き*3で、演奏や全体感では一番 Sir Adrian Boult のが好きです。オケの演奏とか自体は他にうまいのがあるとは思うんです。でも、異国情緒ではなくて母国情緒みたいな感じがあって、やっぱり聴きたくなる魅力があるんですよね...。
演奏うまいとかの話題でいけば特に、金管楽器好きな方だとシカゴのレヴァイン指揮とかになるのかなとか思います。伝説の金管つよい部隊の曲に合わせてそれぞれ魅力的にファーンと鳴るのもチャーンと鳴るのもターンと鳴るのもパーンと鳴るのも変幻自在(小学生並みの感想)というのはすばらしいですし...。
それで、お話が戻ってウィーンとカラヤンなんですけど、これが録音がやたら良くて、1961年録音とかその後のリマスタリングうんぬんとかを考えてもちょっと信じられないレベルの録音の良さです。まず音質が本当に素晴らしいです。
それでいて、演奏がこれまた特徴が強い演奏なんですけど、心惹かれる演奏ですね...。子どもが踊りだすようなニュアンスを備えているというか。実際、子ども踊ってましたし...。
なので、うっかり SACD 再生環境があるかたは聞いてみると楽しいと思います。そのハードルが高いわけですが...。
では、良い人生を。
- アーティスト: くるり
- 出版社/メーカー: Speedstar
- 発売日: 2013/03/21
- メディア: MP3 ダウンロード
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*1:私も苦手
*2: 結構良い事を教えてくださった名無しの方が多くいらっしゃって感謝しています。
*3: これも評価がわかれるところがあって、1978年版がやはりアマゾンのレビューとかでも好評 で、こちらが好きな方もいらっしゃいますね。実際、東京ヒアリングケアセンターの Just ear 試聴機にあったのは、1978年版だったし。いやしかし、1966年が50年前になっちゃいましたよ、奥さん