2015年に読んで印象的だった本を3冊+1
今年もあんまり本を読んだわけではないのですが、いくつか今年読んで印象に残っているものを。ちなみに刊行が2015年とかではなくて、私が2015年に読んだという基準で、完全に私の独断と偏見で偏愛です。
第1位は 服部正也 (著) 「ルワンダ中央銀行総裁日記 増補版」
- 作者: 服部正也
- 出版社/メーカー: 中央公論新社
- 発売日: 2014/07/11
- メディア: Kindle版
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立派な仕事のお話とか、普通にちゃんとやることの大切さと難しさとか、先入観の話とか、多方面に渡って示唆に富んでいます。あとときどき出てくる写真がかなりパンチが効いてるというか、本当かよ...みたいな事例がたくさんあって、とにかく面白くてためになって勉強にもなって、良書だと思います。
第2位はおだじまんさんの「友だちリクエストの返事が来ない午後」
- 作者: 小田嶋隆
- 出版社/メーカー: 太田出版
- 発売日: 2015/04/28
- メディア: 単行本
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第3位は群像社さんの大野斉子さんの「シャネルN°5の謎―帝政ロシアの調香師」
- 作者: 大野斉子
- 出版社/メーカー: 群像社
- 発売日: 2015/02
- メディア: 単行本
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わりとおそロシアみたいな国でこわいみたいなところがあるしウォッカ、プーチン様、シベリア、KGB とかいろいろこわい印象のあるロシア界隈ですが、一方で大変に美しく荘厳で奇麗なアートを生み出す国でもあったり奥が深いですね。ムラヴィンスキーのレニングラードフィルのいくつかの演奏とかも。
そんなロシアが好きな人におすすめみたいな側面がある本です。
+1 はジェーンさんの「貴様いつまで女子でいるつもりだ問題」
- 作者: ジェーン・スー
- 出版社/メーカー: 幻冬舎
- 発売日: 2015/02/27
- メディア: Kindle版
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こちらは、面白おかしく。そして、生活の仕方とか、お金の使い方とかで、ちょっと愉快な視点のある本だったので。おだじまんさんみたく男性は男性でめんどくさく、ジェーンさん指摘のように女性は女性でめんどくさいみたいな、そういう感じセットでわかるとよいのかなと。まあいずれにせよそんなに若者のための本ではないかもしれませんけれども。めんどくさい感じな状況になっている男子学生の人にはおだじまんさんの本はわりとおすすめかなとか思うのですが、ジェーンさんの本はちょっと説明しにくいかもです。
まとめ
というわけで、もう2週間くらいで2015年も終わるんですよ、驚きですよ。
では、良い人生を。