冬の気配も近づく、穏やかな秋晴れの日、みなさまいかがお過ごしでしょうか

ほとんど冬の方が印象として近くなってきましたが、穏やかな秋晴れの晴天の1日でしたね。今日は最高の日だ、みたいなお天気でした。そんなわけで、子供とお出かけ日和の今日でしたね。

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私はというと、ようやく、マッドマックス怒りのデス・ロードを見ていました。今日は最高の日だ。What a lovely day ! 何をしているのでしょうか。

上記 Amazon のレビューが怒りのデス・ロードになっていて何かと思ったら吹き替えが完全にお察し案件で...ああ...となりました。ですが本編は素晴らしく、実世界では評判や話題をあまり聞きませんがネットでは結構いろいろな方が大騒ぎで、そういうものはだいたい面白いですね。このネットで「結構いろいろな方が大騒ぎ」なものはニッチだったりマニアックだったりしてても傑作がおおいです。特定の方たちだけが大騒ぎしてるものはそうでもないですけれど。

まあそれでその声優の方はお察しみたいな残念な形でしたが、いやしかしこの邦題については、完璧かよ...みたいなクオリティで、【本誌独占】邦題『マッドマックス怒りのデス・ロード』の「怒りのデス・ロード」を考案した男にインタビューしてみた！ | ロケットニュース24 が実に良い記事でしたね。邦題は完璧ですが、上記の吹替のキャストについては大人の事情でお察しみたいなことになっててマッドな残念感がマックスです。それから日本の方で言えば、予告編というかトレイラーというか日本版のそれがかなり残念だった感があります。

何回も海外仕様の予告編見てたわけですが...

アメリカ仕様の方の予告編の方が、こまけぇこたぁいいんだよ!! くらいの勢いで、全速力で爆走して人間が無茶な位置にいてそれでいて車が爆走しして暴走したり爆発したりして爆走したりして全速力で人間が吹き飛んだり爆発したり爆走したり爆走したりギターが火を吹いたりしてあと全速力で狂ってる感じだなと思ってたら、親切な方が本編もそれでだいたいあってると教えてくれてましたが、実際本編を見たら、全速力で爆走して人間が無茶な位置にいてそれでいて車が爆走しして暴走したり爆発したりして爆走したりして全速力で人間が吹き飛んだり爆発したり爆走したり爆走したりギターが火を吹いたりして予告編よりさらに全速力でした。おかしい。
それからいちいち改造されてる演出の数々も素晴らしいです、全面的に何してんだよみたいな感じで爆発する槍とか火を吹くギターとバンジーボヨンボヨンギタリストとか顔に噴射する謎の銀スプレーとか棒高跳び風味の襲撃とか突然の人力修理とか突然の人力ガソリン補給とか全てが完全に全ておかしいと思うのですけど、いちいちそれが全て全速力で正解!!みたいなのがひたすら続くの完全に頭がおかしい(絶賛)と思われましたね。

その良質は細部に宿る(錯乱)みたいなクオリティがそのままに、いきなりラスボスが出てきて全速力で2時間走り続けるみたいな展開といい完全に良質は細部に宿りますね。間違いありません。

あとは、DVD の方では未公開シーンというか編集でカットになったシーンが特典でちらっとのっているのですが、その取捨選択も完全に正解な感じあって、それも素晴らしかったですね...。マッドマックスですから、マックスターンみたいなシーンが一応撮られてたみたいですけど、そのあたりも本編でカットしてきたあたりは素晴らしいとしか言いようがありません。未公開シーンが入ってたら必死なのが冗長な感じありそうで、そこが完全にわかっててこれはプロの犯行だ感を尚更のところ感じました。

映画の内容については、基本的には全速力で爆走して人間が無茶な位置にいてそれでいて車が爆走しして暴走したり爆発したりして爆走したりして全速力で人間が吹き飛んだり爆発したり爆走したり爆走したりギターが火を吹いたりする映画なのですけど、それでいてしっかり物語をぶち込んでくるあたりプロ中のプロの犯行の良い仕事だと思われました。

何でしょう、この思い残すことや残念なことがひとつもないこの感じ...。

それから、人がゴミのような映画だったら無条件で面白いわけでは実はないので、そこで、きっちり人がゴミのような映画を完成させたということで、完全にマッドマックスだと思われます。ナウシカやラピュタが好きな人も是非ごらんください(その理屈はおかしい。

では、良い人生を。

逆に人がゴミのようじゃない映画の傑作おいておきますね。