あったらしくるえるはてなくしょん

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エイドリアン・ボールト卿のお買い得ボックスを箱箱箱買いアンド箱買いしたわけだが、普通の人は買わない方がいいです。違いがわかる人だけお買い求めください。この「楽しい音楽の時間だ!!」の素敵さは異常だ!!

ここ、日本におかれましては、評論家とか解説者とかライターの9割はチキン、結果論者、実況のとなりで騒いでるだけの人、妄想理論主義者、日本サッカーの的杉山茂樹など、だいたいろくでもないわけで、クラシック評論家とかも大理石のうんことかしそうで、しかも電車の話とか始めたりして、もう、たいがいどうしようもないと言えよう。みたいな感じですが、皆様いかがお過ごしでしょうか。

あと、ブログとかダイアリーとか書いてる人もだいたいどうしようもないですし、とくにプロブロガーとかアルファブロガーだと何回も同じことくりかえすとかはしないようですが、そうじゃない私とかは自分が気が済むまで、同じことを書いても誰も気にしないので、みなさんもそうしましょう。なので、周囲がひくくらい、これからも、ムラヴィンスキー、エイドリアン・ボールト卿、モントゥー推しである程度生きていきたいですし、エマーソンとおねーさんつきのキセルのライブは出来うる限り見に行くべきです。

エイドリアン・ボールト卿のボックスがお値打ちでかつ内容が素晴らしい

大きくわけて、4つですね、ドカッと箱が出ていて、いろいろな人におすすめなのが、ドイツものと、惑星入りの箱。通の方にはエルガーボックスとヴォーン・ウィリアムスのものをおすすめです。全編的に、かっこいい(小学生並みの感想)な演奏なのが素晴らしいです。コクや迫力ではなくて、基本的にはキレとバランスとコントロールで勝負とみせかけて、剛の拳を繰り出してくるときもあって、かっこいいですね。

まずはドイツのグレートなコンピレーション

Sir Adrian Boult - From Bach to Wagner

Sir Adrian Boult - From Bach to Wagner

こちらが、2500円しないで買えるとかはなんでしょう。悪意です。すでに、悪意です。それで、ブラームスのシンフォニーはたくさん名演があるわけですが、比肩しつつタイプが少し違うので、買うべきです。これが、2500円でうってたら、普通の日本のCD売れるわけが無いよね...。

ついで、エイドリアン卿と言ったら、鉄板の惑星らしい

Complete Conductor-from Tchaikovsky to Gershwin

Complete Conductor-from Tchaikovsky to Gershwin

こちらは、そのホルストの惑星の録音が3種類と、その他チャイコとか、逆に渋い選曲集。ホルストの惑星は、他の方もたくさん録音があり、名演もありますが、バッハのゴルトベルグ変奏曲はやっぱりグールドのあれがいいくらいの勢いで、ボールトの惑星は桁違い感があります。
最晩年のものは銀河系大宇宙みたいな感じでそれもよいのですが、Disc 2 のニューフィルとの録音が私は好みでした。うちの子どももにゅーふぃるのやつがいいよねーと言っていたのでそうだと思います。
それから、かっこいい系のチャイコフスキーを望む方にも少しおすすめ。チャイコも名演名盤があまたあるのでアレですけど。

安心のエルガー祭り

Complete EMI Recordings

Complete EMI Recordings

これは少し高いです。ですけど、エニグマ変奏曲(これこんな名曲だったのか!!みたいになる)と威風堂々のディスク、コンツェルトのディスク、あとシンフォニーの#1,#2 と愉快な仲間達で、エルガー曲は普段聴かないし、もってても良いかな感がある人は買うといいと思いますが、そんなにみんな買わなくてもいいと思います。エニグマと、バイオリンのコンツェルトと、シンフォニー#2 が特に気に入りましたけど、普通の人はそんなにみんな買わなくてもいいと思います。

到着待ちのヴォーン・ウィリアムス祭り

Conducts Vaughan Williams Orchestral Works

Conducts Vaughan Williams Orchestral Works

他が良すぎるので買うことにしたのですが、アメリカからなにか買う用事あれば、USのVaughan Williams: The Complete EMI Recordingsこっちから買う方が得です。あるいは、こちらは hmv の方が安い
iconですね。

もっと評価されていい感ありすぎる

結構、皆様におかれましても好まれる系の演奏だと思うんですよね。全面的に素敵なので。あと、精度と力強さのドイツとか、パーンといってぎゃんぎゃんいってぎゃんみたいなアメリカとかとなんかがちょっと違う、英国な演奏というのもたまにはよいと思います。普段そんなにおしゃれなイメージ無いけど、突然の見せ方聴かせ方上手なところありますしね。

では、良い人生を。