このアルバムが本当に素晴らしく、とくに、タイアップ曲ではあるのですけど、ミュージックと、Aoiがそれぞれ素晴らしいです。そもそも登場したときから将来を嘱望された
スーパーノヴァではあったわけですけど、世界の終わりでも
シャンパンでもなくて、むしろその後、わりと地道にこつこつとキャリアを重ねながらはじめほどの爆発力はなく、バンドのフロントマンとか若干頭おかしいひとくらいの方がちょうどいいのに
サカナクションのひとは変わってる人ではあるけどそれでもやっぱりいい人そうなのもショウビズ的にはやや気の毒で、一時はわかりやすくかつやたらめったらすばらしかったPVとはまた別路線なアートな感じになり、シングルとか特に
アルクアラウンドとか
ネイティヴダンサーとか素晴らしいけど、アルバムだともう一息超名盤って感じのが欲しいと思ってたら、
サカナクションは
みんなでうたったが
最後の切り札で最高の飛び道具になっていて、2013年に出たこのアルバムが実に素晴らしく、大変によろしいことだと思っております。
おねーさんとエマーソンとセットで出るキセルの次に、最近だとライブに行きたいバンドだと思っています。
あと、それはそれとして、全てのミュージシャンとアーティストの中で全人類に最高に夢と希望を与えたのどう考えても高田渡だと思います。
では、良い人生を。
