銀座のソニービルで、新しい walkman やら、イヤホンやら、ヘッドホンやら試してきた話

こう、私がガジェットだとかなんだとか騒いでるときは、半分現実逃避していて、口から魂が飛び出てるときです。だもんで、耳から違う魂を入れてきました。

SONY の新製品群を試すには銀座のソニービルが便利。ついでにコンパニオンが好きな人にもおすすめ(えっ

ソニー SONY ミラーレス一眼 α7 ズームレンズキット FE 28-70mm F3.5-5.6 OSS ILCE-7K

そういえば、α7の体験コーナーもありました。

今回のお目当てはおねーさんではなくて、ウォークマンとヘッドホンとイヤホンだったんですけどね。

ハイレゾのwalkman

SONY ウォークマン ZXシリーズ 128GB ハイレゾ音源対応 Android搭載 シルバー NW-ZX1/S

高級機のZX1(本当に高級機..)とか、

SONY ウォークマン Fシリーズ 32GB ブラック NW-F886/B

普及価格帯のモデルにして、これなら十分いいんじゃないのという“ウォークマン”Fシリーズとかいろいろ出てるわけです。

最近のWalkman は確かに良いものだと思いました。iPod touch の android のやつで、ソニーの音がよいやつみたいな感じですが*1、気分変えられる感じは結構あります。惜しむらくは入ってる曲のサンプルが不満で、もっとバラエティにとんでて欲しかったですね。

ZX と F シリーズは、ストレージ容量はうらやましいですし、確かにものとしてなんかすごい感じが ZX にはありましたが、私は F がいいかなと思いました。さすがに高いので...。あと、F はやり過ぎスペックをひろくあまねく提供するという役割において素晴らしいと思います。

あと、ハイレゾかどうかよりも、再生デバイスとして、操作性は iPod touch に少し譲るかも*2ですが、ハード面での素性の良さが気に入っています。

ヘッドホン

SONY 密閉型ヘッドホン ハイレゾ音源対応 iPhone/iPod/iPad対応リモコン・マイク付 ブラック MDR-1R/B

ソニーが最近つくりあげた、普段使いのヘッドホンの良品がこちらだと思います。神々しいあのスタジオ用とかもありますが、これはこれでよいものをつくったなと思っています。
マイナーチェンジのMK2 もでて、Bluetooth だけは MK2 がよいですが、その他はあまり変わらないかなと思います。
こちら、私は普通に良い製品だと思うのですが、マニア向けの評判があまり良くないところがあってちょっと面白く感じています。最近のヘッドホンの中では、ノイズキャンセルとか、ワイヤレスとかも選べるし素性もいいし、優等生モデルなので、私は良いと思っています。ソニービルでは ZX1 とあわせて、R1 で聴けるようになってて、かなりよいコンビだなと思いました。行ける方はぜひ。人気あるらしく5分くらいで交代してくださいねって書いてありましたw

XBA-H の新しいイヤホン

今回、もっとも確認したかったのがこちらでして、こちらがですね、ちょっと驚きでした。

SONY カナル型イヤホン XBA-H1

まず、あまり高くない方の H1 ですが、こちらもモノとしてのバランスがとても良いです。これ、まとめ方が非常に良くて、15k くらいでひといきついたらもう少し下がると思うのですが、これは良いものでした。今回のソニーのXBAのイヤホンはハイブリッドということで話題なのですが、ハイブリッドだとかなんだとか抜きにして、まとめかたが本当に上手で1万5千円の群雄割拠枠にまた面白いモデルが来た感じがあります。惜しむらくはケーブル交換が出来ないことでしょうか...。
派手じゃないんですけど、全体的なうまさが本当にあって、これは良かったです。
年末にかけて少し安くなったらチャンスですよね。

SONY カナル型イヤホン ハイレゾ音源対応 リモコン・マイク付 XBA-H3

そして、過去最高とか言われているこちら...なのですが、こちらは、最上位機種ということで、よくもわるくも目立ちます。ファーストインプレッションとしては、結構ドンシャリとかな評判もみますが、確かに高音も低音も目立ちます。さっきのH1の逆で、全体的に派手な存在ですし、ドライバもデカいので、そちらも目立ちます。確かに音質よいのですが、ちょっと迫力ありすぎな感じで、結構びっくりな鳴り方するところがあって、私にはびっくりの低音だったのと、さすがによいお値段なので、H1 の倍以上はらってこれ... となると少し悩むところはあります。

ケーブル交換みたいなメリットもあるので、そこは悩ましいしですし、最上位買うとむしろ憂い無し、残高も無しみたいになって、結局大事につかう効能はありますね。こちら、実売価格が2.5-3万円くらいになってきたら、空白地帯の暴君がごとき存在になれると思います。

まとめ

というわけで、ソニー製品に注目ついでにいろいろ聴いてきまして、結構気が済んだ感じがあります。お財布が許すなら最上位の破壊力を満喫出来る一方で、普及期のまとめかたのうまさも感じたラインナップでした。とてもお得な H1 と F88 シリーズ、新定番ヘッドホンのR1、マニアックで高級なZXと H3 と、よいまとまり方だと思いました。イヤホンマニアとしては、H1 も H3 も結構そそる感じ。Walkman はまあ欲しい、ZX は高過ぎて自分ではさすがに到底買えないけど、感心する逸品ではありました。ストレージでかいのはうらやましいですね。

SONY って気づけば、Xperia とか Walkman とか、android の一翼を担ってますよね...。Google よるびっくり Google Music なサービスとかもあるので、そのあたりは思い掛けずシナジーな感じあるかもしれません。

では、どこまでいったら未来だろう。良い人生を。

*1: この表現に隔世の感があって、昔は iPod は Apple から出てる Walkman みたいなやつだったころが確かにあった

*2: 最近そうでもないような印象も... Store ボタンあたりからでしょうか