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2013年1月号 Stereo誌のおまけラックスマンのUSB-DACヘッドホンアンプ(LXU-OT2)のオペアンプのまとめ。1000円くらいでオペアンプ交換して、私にはとても良くなりましたよ。


というわけで、
2013年1月号 Stereo誌のおまけラックスマンのUSB-DACヘッドホンアンプ(LXU-OT2)のオペアンプの石をとりかえてみました(4558D→5532DD→OPA2134PA)。 - くるえるはてなくしょん
2013年1月号 Stereo誌のおまけラックスマンのUSB-DACヘッドホンアンプ(LXU-OT2)のオペアンプの石をさらにとりかえてみました。(OPA2134PA→OPA2604AP→LME49860NA) - くるえるはてなくしょん
2013年1月号 Stereo誌のおまけラックスマンのUSB-DACヘッドホンアンプ(LXU-OT2)のオペアンプの石をもう一声とりかえてみました。(LT1112, OPA2277P, MUSE8820, MUSE8920) - くるえるはてなくしょん
何度かにわたって、書いてきた、Stereo誌がおまけの2013年1月号のUSB-DACオペアンプ交換祭ですが、満足したというか、気が済んだというか、そういう感じなので、まとめです。オペアンプ交換してみようかなという方のちょっとした参考になればよいかと思います。やはり効果とか好みには個人差や個体差もあるので、以下の内容が必ずしも合致しないケースもあると思います。思いますが、興味がある人の一助になればとも思うので。私の場合はとっかえひっかえしたのでもう少しお金かかってますが、ヘッドフォン側にMUSES8920(480円)、ライン側にLME49860 か OPA2277 (いずれも300円)が好みでした。これだけ買ってたら、1280円の追加でいやっはーみたいな感じでしたね。まあ取り替えて遊んだので元は取ったかなと。オペアンプで音質って結構かわるんですなーとかも思ってました。

ヘッドフォン側

ヘッドフォン側ですが、他をいじってない状態で、感度の高いイヤホンをつないでる時とかは、キーンというかフィーンというか、そういうのが聴こえる場合があります。どうも個体差なのか個人差なのか、なるやつとならないやつがあり、回路で工夫出来る方はいろいろされてるようです。うちのやつは、オペアンプによって鳴ったり鳴らなかったりするみたいで、MUSES8820, MUSES8920, OPA2604, OPA2277, OPA2134 では鳴らなくて、他では聴こえたりでした。

それで、ヘッドフォン側ですが、私の選択は、好みとか、あと、なり方とか考えてMUSES8920 にしました。この MUSES、良くできてるかなと思います。もう少し激しい感じとかが好みなら MUSES8820 でも良いかと思います。MUSES8920 は良い出来だと思います。1月号の雑誌の方で 5532DD と、MUSES02 が話題になってましたが、MUSES8920 の方がいろいろ適切だったんじゃないかなと思います。

MUSES8920 は派手すぎないけど、かなり良く聴こえるし、長いこと使っても疲れない感じと、ボーカルがひっこまない感じがいいかなーと。このUSB-DAC使う時はMac使いながら聴く感じになると思うので、あんまり激しいよりは、滑らかに楽しい感じが良いかなーと思ったので、そうしました。

次点は、OPA2277 が良いかなと。こちらはバーブラウンの香りというか、もう少し楽しく激しく派手みたいな感じさせつつバランスが良く、ボーカルも気持ち前目なので、ちょっとだったら、OPA2277 のほうが楽しいんじゃないかと思います。評判のOPA2604は得にインストメインだったら、すばらしく良いと思ったんですが、ちょっとボーカル以外は出過ぎるかなと思って。バーブラウンは好き嫌いが別れると思いますが、私は楽しいので好きです。

というわけで、

  1. MUSES8920 全体的な印象が最も良かった
  2. OPA2277 これ話題をあまり聴きませんが好みにあうならナイス
  3. OPA2604 インストでちょうどはまると無双な印象

という順番になりました。繰り返しますが私の好みですからね。

ラインアウト

ラインアウト側はそんなにノイズが目立つわけでもないですし、いろいろ変えて楽しい所です。その先になにがあるかで評判はいろいろ変わりそうなのではありますが、結構変わって面白いです。

こちらですが、私は今もちょっと決着がついてなくてw LME49860 か OPA2277 で悩んでたりします。
LME49860 はバランスの良いオールラウンダーでそつがないけど、きちんと楽しい鳴り方をするので、好印象なんですよね。ちょっと高音だけ少し個性的ですが。
一方のOPA2277 はもっと楽しい感じを前面にだしてきて、ノリノリな感じですが、ちょっと勢いまかせというか、バランスでは負けるかなという、でも楽しいしなーみたいな...。
私はこのどちらかがライン側はよいかなーと思いました。やっぱり好みなんですけどね。今は、LME49860 になってますが、また変えるかも…

その他で面白いのは、MUSESのMUSES8920 と MUSES 8820 、リニアテクノロジーのLT1112がそれぞれ個性的で面白かったです。MUSES8920は同様に良いです。違う所ではMUSES8820がとくにはっきりして国産機ばっきばきちょい硬め良い分離な感じなのと、LT1112 の軽快ハイスピードちょいと殺風景とかは、あう人にははまりそうなので、このあたりもやりたい方がいたら一度実験されるのもよろしいかと思われます。

こっちは

  • LME49860 ある意味オーソドックスなオールラウンダー
  • OPA2277 ちょっとだけ派手目だけどその分楽しい仕事もする。たまにやり過ぎる

みたいな感じで、ときどき変えて遊ぼうかなと思っています。やり過ぎじゃないよ!! みたいな方は、MUSES8820 や OPA2604ははきはきしてるというか、しゃっきりしてるというか、そういう音質なので、そちらも試してみたらいいかなーとは思います。今のところは、LME49860ちょっとよいかなーと思ってます。

まとめ

というわけで、久しぶりにへんなエントリを濫発して、オーディオマニアックな話題を連発してました。あと、とあるサイトで、カナルのイヤーピースのコンプライをモニターで貰えるからっていうことでモニターレポート送ったらうっかり採用されて…みたいな一件もあったりして、最近はマニアックにオーディオ的だったんでしたw。まあ、だいぶ気が済んだし、おまけでこれなら、十分いい感じで強化も出来たしということで、めでたしめでたしでした。

結局、バーブラウンがスタメンじゃないみたいな...結末w

では、よい音楽生活を。

stereo (ステレオ) 2013年 1月号 [雑誌]

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