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ブラックスワンとレスラー

レスラー スペシャル・エディション [Blu-ray]

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どちらも割と評判よいですね。ブラックスワンはナタリーさんがでてて、ナタリーさんは映画の人気とか評判にかなり貢献してすごいと思います。スターウォーズの前の方のエピソードとか、レオンとか、ナタリーさん見たさで見る人とか見た人とか結構いるのではないでしょうかね。あ、それ、俺か。子どものときの方がかわいかったんじゃみたいな危機を乗り越えてなんつうか美女ですよね。美女。

レスラーはかっこいいおっさんがでてきます。

どちらも同じダーレン・アロノフスキー監督で、古くは、

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なんかの印象があるひともいらっしゃるかもしれませんね。

で、上述の2タイトルですが、私はどちらかというと、強いて言えば美女プリマよりはおっさんレスラーの方に近いので...というのは抜きにしてもですね、それはさておき、一方で、私はというとレスラーの方がいい映画じゃないかのうと思ってました。

はい。でもまあ、どっちかっていうと、どちらもおっさんが好みそうな映画みたいなところはありますね。

肌から血が出る感が痛い、恐いブラックスワンと、滋味あふれるレスラー

この2作というか、監督の撮り方とか結構共通していて、アップに耐える人をアップで撮るのが好きだし、こう日常感というか生活感がしっかりある感じで撮るの好きですよね。だもんで、それがもともと物語としてのリアリティがあるのに加えて、さらにリアルさを加味してるところがあると思います。

あと、どちらもこう肌感というかにおいがしそうなくらいで、こう人間が生物として生きている感じをとるので、血とか肌感とか痛そうな感じとか、そういうのをうぎゃっとなるくらいで、痛そうな感じで撮るのが巧みです。

で、レスラーとブラックスワンとどっち痛そうかっていったら、もう圧倒的にブラックスワンの方が痛い映画なので気をつけてくださいね。と。

ブラックスワンの方はというと、けっこうバタバタしてるというか慌ただしい展開だし、登場人物がかたっぱしからちょっと危ない感じ満載だし、ちょいエロで、サスペンスで痛いしホラーだし、で、結構恐い映画です。バイオレンスとかではなくて、痛々しいところの撮らせたら抜群みたいとこありますよね。あの、ささくれとか鏡とか、足とかいてぇですよね。みたいな。それと、ママがね... うっとなりますね。

レスラーのほうは、まあプロレスのイメージがある程度あれば、それで十二分に面白く映画を見られると思います。レスラーの方はミッキーロークが出てて日本でボクシングでネコパンチとか懐かしい話題ですが、そういうあたりがおっさんですかね。あと、この映画でやけに印象に残ってるシーンがあって、音楽について話しているところ。なんで、映画中で音楽の話題が出ると楽しいんでしょう。

Nevermind

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で、レスラーの方が私は好きなんですけど、なんですかね。こうギミックやトリックなしで、狂気なしで、淡々となんか不可避な枯れる様みたいなのって、ベタっちゃベタですが、こう業界や、登場人物、あと演技やエピソードひっくるめて、いい映画だなとか思ってみていました。

ブラックスワンは痛そうなシーンが本当に痛くて、こわさ二倍くらいこわすぎるんですよね。

では、良い映画で、よい人生を。

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