大泉洋主演で映画になる「探偵はBARにいる」はどう考えても、道民ホイホイ

映画『探偵はＢＡＲにいる3』公式サイト
これは!!

割と道民には有名な、こう...、見た目とか風貌がダンコーガイにちょっと似てる、ダンコーガイをさらにもじゃもじゃにした感じのミステリー作家の東直己っていう人がいるんですよ。風貌はどうでもいいw

探偵はバーにいる (ハヤカワ文庫JA)

これとか。

だけど、映画の原作扱いはこっちなんだね。

バーにかかってきた電話 (ハヤカワ文庫JA)

で、抱えてるシリーズが何個かあって、http://ja.wikipedia.org/wiki/東直己 にありますが、「ススキノ探偵シリーズ」と、「探偵・畝原シリーズ」が丁度いい感じかなとか。

それで、この人の作品って、危険とか犯罪とか日常とか違和感とかのリアリティが異常で、本当にリアルで生々しいw 札幌あたりの生活を知ってればなおさらアブラマシニンニクマシカラメくらいな気がつくとがつんと来る重たい怖さがあるんですよね。

あとは、東直己が北海道新聞こと道新の夕刊か何かで酔いどれコラムみたいなのを連載してたんだけど、それが地味に面白かったりして*1、超絶ローカル作家のわりには、かなりクオリティが高いのです。映画のついでに注目されたらいいなと思います。風貌がダンコーガイにちょっと似てるし、時代はああいう感じなのかもしれません。

*1:渋くていい感じの無骨な居酒屋で松前漬けがうまかった話とかいまだに覚えてるw