ビューティフルコードを全部読んだらビューティフルRuby w
ビューティフルコード (THEORY/IN/PRACTICE)
- 作者: Brian Kernighan,Jon Bentley,まつもとゆきひろ,Andy Oram,Greg Wilson,久野禎子,久野靖
- 出版社/メーカー: オライリージャパン
- 発売日: 2008/04/23
- メディア: 大型本
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ジャンルや内容が多岐にわたるので、全ての章が同じように面白いかというと、そこは人によって興味の対象が大いに異なる部分だと思います。で、私は、4,5,6,7章と、それから、15,18,19,20章、あと、22,23章が好きです。
あと、24章の Haskell の人の淀みない感じも好きで、この本とか、言語設計者たちが考えること (THEORY/IN/PRACTICE)を読むと、こうHaskell がちょっとちがう形でおいでおいでしてて危ないですねw
あとは、27,28,29,30章も結構印象に残っておりますが、やっぱり、29章のMatz さんと、最後の対
談とか、Ruby な人も、そうじゃない人も、とても面白いので読んだらいいと思います。この本Ruby な人ならなおさら 4章と29章がとても面白いと思いますよ。
言語設計者たちが考えること (THEORY/IN/PRACTICE)の日本語版には、Ruby の章もあって、あわせて読むとさらに楽しいと思います。Ruby とあと Git は、日本語で学習しやすい資料が多いのでそれがまた素晴らしいですよね。初めてのRubyとか入門Gitとか。
こう、Python の場合は、Pythonチュートリアル 第2版と初めてのPython 第3版読んだら、だいたいわかって、あとは、読む人の能力に応じたタイミングで、Python クックブック 第2版 見たらだいぶ良いとか思っていた*1のです。
こう、たぶん、Ruby の高速道路は、言語設計者たちが考えること (THEORY/IN/PRACTICE)とビューティフルコード (THEORY/IN/PRACTICE)のMatz さんゆかりの部分を読んで、それから、Rubyのベビーシッターな初めてのRubyを読んだら、割と良い感じでわかるんじゃないかと思います。
括弧やセミコロンがないだけで、印象が結構ちがうもんだなとか、知るだけでも、Python や Ruby をちら見する価値はたぶんあるし、Ruby や Python から、プログラミングの世界に入れる人って、割と羨ましいですよね….