あったらしくるえるはてなくしょん

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なんとなく、ロストハウスのことを考える

タイトルが不謹慎かもしれないけど、むしろ、こういう考え方もあるかなとか。

ロストハウス (白泉社文庫)

ロストハウス (白泉社文庫)

うちの母親は大島弓子作品が好きで、小さな頃からちょっと変わってた私は、そこいら中にあった本やら漫画やらをとっかえひっかえ読んでいて、おおきくわけて、サバからグーグーにつながる愉快なエッセイと、あとは、独特の世界観を持っていて絶対に現実じゃないんだけど、何かがすごくリアルで現実的でだけど、壮大なファンタジーとがあって、そのなかで、

毎日が夏休み (あすかコミックス)

毎日が夏休み (あすかコミックス)

この毎日が夏休みと、

秋日子かく語りき (単行本コミックス)

秋日子かく語りき (単行本コミックス)

それから、秋日子かく語りきが、とても好きです。あと、ダイエットとかもかな。

で、まあ、ヘンな趣味といえば、そうかもしれないのだけど、年齢問わず男女問わず、大島弓子作品を読まずに死ぬのはもったいないので、未読の方は読んだ方がよいと思います。

無くなったと思われていた希望が、1周まわってふりそそぐ

ロストハウス (白泉社文庫)

ロストハウス (白泉社文庫)

何をいってるかわからねーと思うが、小見出しの通りの物語なのです。

私にとっては。失われたと思ってなくなってしまってからがはじまりとか、ただ、僕らは絶望の望を信じるとか、そういうことって、世の中にはわりとあって、もう終わりだなと思ったことが、まだはじまってもいないし、はじめてから終わらせることだって出来るという意味で、最近のファンタジーな方の大島弓子作品のなかでは、とても好きな作品です。

気づいたときには既に変わっていた世界では、それでも視座を変えると、それでもやっぱり希望があるのです。という、意味ですごく好きなの。