言語について語るときに言語設計者が語ること
言語設計者たちが考えること (THEORY/IN/PRACTICE)
- 作者: Federico Biancuzzi,Shane Warden,伊藤真浩,頃末和義,佐藤嘉一,鈴木幸敏,村上雅章
- 出版社/メーカー: オライリージャパン
- 発売日: 2010/09/27
- メディア: 大型本
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目次 公式サイトより 各章のみ抜粋
目次
本書推薦の言葉
まえがき
1章 C++(ビャーネ・ストラウストラップ)
2章 Python(グイド・ヴァンロッサム)
3章 APL(アディン・D・フォークオフ)
4章 Forth(チャールズ・H・ムーア)
5章 BASIC(トーマス・E・カーツ)
6章 AWK(アルフレッド・エイホ、ピーター・ワインバーガー、ブライアン・カーニハン)
7章 Lua(ルイス・エンリケ・デ・フィゲイレード、ロベルト・イエルサリムスキー)
8章 Haskell(サイモン・ペイトン・ジョーンズ、ポール・ヒューダック、フィリップ・ワドラー、ジョン・ヒューズ)
9章 ML(ロビン・ミルナー)
10章 SQL(ドン・チェンバレン)
11章 Objective-C(ブラッド・コックス、トム・ラブ)
12章 Java(ジェームズ・ゴスリン)
13章 C#(アンダース・ヘルスバーグ)
14章 UML(イヴァー・ヤコブソン、ジェームズ・ランボー、グラディ・ブーチ)
15章 Perl(ラリー・ウォール)
16章 PostScript(チャールズ・ゲシキ、ジョン・ワーノック)
17章 Eiffel(バートランド・メイヤー)
18章 Ruby(まつもとゆきひろ)
あとがき
貢献者
索引
From O'Reilly Japan - 言語設計者たちが考えること
今は1/3まで読みました。しかし、濃い。これは濃い。読み物として濃密だし、考え方としてもいろんな示唆に富んでます。それから、あくまで言語は適切な目的を達成するための手段であること大事だよって書かれてて良いです。
必ずしも全部を詳細に読まなくてもよいと思います。自分のお好きな言語の章だけ読めば、それでかなりいいと思います。ですが、AWKの章は出来れば読んだ方がいいかなと思われました。AWKの章が濃いんですよね…。BASIC もなかなか。本格的に使ったことがないわりには読んじゃいました。C++ と Python は、まあもちろん読むよね…w
あとこの本の良いところですけど、お好みの言語については、なかのひとが誠実にインタビューに答えていてそれが良いです。読者と言語の中の人とインタビューの質問がやっぱりオライリークオリティでいいところでまとまっているので、昨今、日本で乱発されてるぎゃふんな記者会見のDQN記者の質問*1からはほど遠いクオリティで良い感じです。
Python の章は割と前半にあったので、そちらは既に読みましたが、やっぱり期待通りの内容でした、作った人が答えてるんだから当たり前だけどねw。まだ未読ですが、Ruby, Perl それから、Objective-C の章についても楽しみです。
ひとつだけ問題が..
ここで、ひとつ問題があったのだけど、日本のオライリーebook pdf だと、目次ジャンプとかが特別ないので、こういう飛ばし読みというかランダムアクセスな読み方をするには不便で、本当は先にPerl とか Objective-C の章とか読みたいんだけど、前から順番に進んだ方が楽なんだな…と思い知りました。
もちろん、このエントリのタイトルは...
- 作者: 村上春樹
- 出版社/メーカー: 文藝春秋
- 発売日: 2010/06/10
- メディア: ペーパーバック
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しかし、ライフワークっていうのは、やっぱり誰しも世の中にあるんだなとは最近良く思います。これから、ますますやりたくて好きなことを仕事にするっていうのを逆に考えさせられる一冊でした。
まだ、読んでないけどこういう内容だと、もう絶対 Larry Wall の章が楽しみで仕方ない…w
*1:というか恫喝…?