ワンピースも死ねばいいのに - 友情・努力・勝利とあわせて、悪党・死亡・敗北が週刊少年ジャンプの魅力だった。
懐古中乙と言われても、今昔を問わず面白いものは面白い! 画力とかもちろん重要なのですけど、往年のジャンプの漫画はやっぱり楽しいし、年末年始は漫画とかゲームとか映画のためにある!!
で、最近のジャンプよりも昔の方が面白かったのって、悪党と死亡と敗北の方が、重要だったりするよねと思いながらエントリ。
いや、ちょっとタイトルはひどいんですけど、ワンピースはやっぱり最近のジャンプタイトルだと頭ひとつふたつとびだしてるよね。昔の読み切りのころから面白かったし。
さて、そんなこんなでまた漫画エントリ。
悪党の思い出
ドラゴンクエスト-ダイの大冒険- 全22巻 完結コミックセット(文庫版)(集英社文庫)
- 作者: 稲田浩司
- 出版社/メーカー: 集英社
- 発売日: 2010/01
- メディア: 文庫
- 購入: 1人 クリック: 12回
- この商品を含むブログ (16件) を見る
少年漫画でくらい悪党にあっておくことは重要だと思います。
ワンピースも死ねばいいのに
ジョジョの奇妙な冒険 8〜17巻(第3部)セット (ジョジョの奇妙な冒険) (集英社文庫(コミック版))
- 作者: 荒木飛呂彦
- 出版社/メーカー: 集英社
- 発売日: 2003/07/01
- メディア: 文庫
- 購入: 31人 クリック: 658回
- この商品を含むブログ (71件) を見る
比較がワンピースで申し分けないのだけど、ワンピースって魅力的なキャラがどんどん出てくる。だけど、作者のなるべく死なせたく無いルールによって、キャラ多すぎて収集つかなくなってるあげく、構図がドラマチックなのとあわさって、なんだか最近ちょっと読みにくくて読んでないな。固めて読みたい。はじめのほうから。
少年漫画くらいもっと死ねばいいのに。と。
いかに勝つかよりも、いかに負けるかの方が物語になったり
織田信長も負け戦の方が多かったとか、ですが、
SLAM DUNK(スラムダンク) 完全版 全24巻・全巻セット (ジャンプコミックスデラックス)
- 作者: 井上雄彦
- 出版社/メーカー: 集英社
- 発売日: 2002/03/22
- メディア: コミック
- 購入: 2人 クリック: 282回
- この商品を含むブログ (180件) を見る
人生勝ってばっかりじゃなくて、むしろ敗れたときと、敗れたあとが大事ですよね!! さっき、死ねばいいのにとか言ってたくせにこのブロガーはアホなんですかね。
悪党・死亡・敗北 の集大成が封神演義
- 作者: 藤崎竜
- 出版社/メーカー: 集英社
- 発売日: 2005/07/04
- メディア: コミック
- 購入: 2人 クリック: 110回
- この商品を含むブログ (125件) を見る
最新流行の「悪」って、怨恨とかじゃなくて、ある信念で行動するタイプ、
正義の反対は悪なんかじゃないんだ。正義の反対は「また別の正義」なんだよ。
- 野原ひろし
このタイプ。聞仲とか素晴らしく好きです。はい。未だにジークジオンされたりするのも、これによるよね。
あと、ダークナイトのジョーカーみたいに、ただ世界が燃えるのを見て、喜ぶような、混乱ラヴァーというか混沌ラヴァーとかそういうタイプ*1と、この配分が素晴らしい。
あと、よく死ぬというか封神されるし、この物語も結局、我々は勝った!!....のか... みたいなところあるしね。
*1:と見せかけてさらに狙いがあったりもするけど..