象の消滅を借りて来て、やれやれ、パン屋を再襲撃だ。
http://d.hatena.ne.jp/hrkt0115311/20100126/1264436217
ようやくですが。
- 作者: 村上春樹
- 出版社/メーカー: 新潮社
- 発売日: 2005/03/31
- メディア: 単行本
- 購入: 11人 クリック: 231回
- この商品を含むブログ (252件) を見る
邦画がいまいちぱっとしないのとか、不思議な国ニッポンです。文化的にはCivで文化勝利できるレベルだとおもうのだけどね。
さて、私ってばやっぱり、性根が腐ってるというか、根性が曲がってるというか、そういうところがあって、全力で話題になってみんなが読んでる物とか、あまり好きじゃなくなるところもあるんですよね。で、これは、カラヤンとかちょいと苦手とか、そういう。この性格は、どこから道を間違えたのかも知れないし、間違えていないのかも知れない。
ただ、やれやれ、の、やれやれ感とか、すーっとまっすぐ、なだらかで一本道で、緩やかな下りの坂道を自転車で、ときどき少しだけ調整のブレーキをかけながら走って行く文章の滑らかさが、すごいなと感心した。えろくない方がすきなので、パン屋再襲撃とかすごい面白かった。というか、このパン屋、再襲撃すごいおもしろい。
「二回言うほど大事な事?」「そうだね」僕は言った。 そのようにして書くと、村上春樹の文章のように見えてくるのだ。
げふんげふん。失礼しました。
あの、パルプフィクションで、血だらけというか脳漿まみれでこれはグルメコーヒーだとかのシーンがあって、そこがすごい好きなんだけれど、そのノリで好きかな。
少しずつ、気分転換に読むのにちょうど良いです。どんさんに感謝。私、短編集とか好きなのです。