私は分析とか審査員の観点が足りないらしいけど、コンクールばかり幅を利かすと遊びがなくなるのはいやだ。
笑い飯のとりめしじゃなかった鳥人とチンポジで、すっかり盛り上がって誰が優勝したのかわからないM-1 なのですが、よく考えなくても、わたしってばM-1を見た事が無いんですよ。リア充だし!!(嘘) というよりは、テレ貧 だしな..w。
で、お正月とかくらいで実家でだらだらとお笑い番組とかみるのだけど、あっちのほうが好きなの。
いやさ、ライブの緊張感とか臨場感とかは確かに好きなのだけど、そこまでして、みんなに見える形で順位を決めないといけないもんでもないと思うんですよ。お笑い。お笑いって面白いか面白くないかって解説や順位付けをつけなくてもさ、面白い人は面白いし、自分が好きな人は好き!! と、うしろめたさなくいっちゃえばいいし、うしろめたいならそれはそれで偏愛は個性ですばらしいのです。
偏執狂の私が言うんだから間違いないよ!!w 今日も Arab strap 素晴らしいです。クリスマスには Arab Strap を聴け。いや、聴くな。
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解説や審査員目線でみる楽しさはある
twitter の TL なんか見てて、 思ったのだけど、お笑い番組にスポーツ観戦を見るときの楽しさの要素を持ち込んだのはすごい発明かとは思った。たとえば、野球やサッカーなんか見てると、良プレイに一喜一憂とかする他にも、ついつい解説者目線でつぶやく内容とか多くなると思うんだけど、その楽しさをね、お笑い番組に持ち込んだのはすごいかも。でも、私はスポーツ見てるときは、金子誠ならしょうがないとか、羽生もっと走れとかはあるんですけど、お笑いって、そこまで考えてみられないんですよ。わっはっはでおわっちゃって、私はけっこうめでたい。
バックグラウンドを知ってれば、そこでそのネタやっちゃうのかよ!! とか、って深入りできる楽しさもあるしね。さん喬主任のときに、中入りのきょん師匠が、メアリーやっちゃうのかよ!! 的なってだれもわからないよ!! こんな例え...w
だけれどコンクールやコンテストばかりが幅をきかすと、技巧派ばかりになっちゃうのもさびしい
技がすごいってわかりやすいんですけど、そればっかりになっちゃうと、業界がこりかたまっちゃうところがあるんですよね。のだめ問題じゃないんだけど、みんな技に走った結果試合がつまらなくなっちゃうとか、表現の足切りがすすみすぎちゃうのもどうかと。
特にクラシックの演奏家なんかがそんな感じで、もちろんコンクールで勝つのってすごい成果だし、すごいことだけど、やっぱり落語コンクールで志ん生が育てられないようにさ、ちょっと幅がせばまっちゃうところがあると思うんですよね。なので、最近のすごいピアニストって昔より個性がなくってちょっと寂しかったりします。*1
そんなことを M-1 に感じたりもしますが、そもそも見た事が無いんだったw