2008年 ぐっときた本
前回のは自分が読んでためになった本。だけど、今回のは万人にすすめられるような、すすめられないような、ちょっととんがった本ですw。
- 作者: 為末大
- 出版社/メーカー: 新潮社
- 発売日: 2007/05/01
- メディア: 新書
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日本人が早く走るために、真似した方がいいところ、真似しない方がいいところを書いてある他に、考え方や取り組み方がすごく論理的で良いです。その上で、なにが素晴らしいかといったらさ、論理的で、かつ、面白いところ。エンターテイメントと教育と興味は実は高い次元で両立が可能で、それは素晴らしいコンテンツになると思っているので、その本としてのこれ。そして番組としての、為末のNHKの課外授業は本当に私の理想です。
あと、この本やってみるの大事。加速して止まれない感触を人によっては感じられると思う。
為末ファンドとかあったら絶対に買うんだろうな。*1
- 作者: 結城浩
- 出版社/メーカー: SBクリエイティブ
- 発売日: 2007/06/27
- メディア: 単行本
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エンターテイメントと教育と興味は実は高い次元で両立してるので、本当に楽しい。孔明が罠にはめるところを見ているというか、探偵が謎を解いていくというか、
あと、この本もやってみるの大事。やっぱり数学も手で考えたほうが、やりがいもやりごたえも楽しさもわかる。めんどくさがっちゃいけないと、過去の自分に言ってあげたい。
おもてなしの経営学 アップルがソニーを超えた理由 (アスキー新書)
- 作者: 中島聡
- 出版社/メーカー: アスキー
- 発売日: 2008/03/10
- メディア: 新書
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「おもてなし」 や、「パラダイス鎖国」ほどの破壊力はないのだけど、「床屋の満足」ってかなり個人的にはツボで、私はこれをもう少しすすめて、「歩道橋」とかのことを考えたりしてます。
「歩道橋」って、理屈で考えたらあんなに正しいものはない。待たなくてもいいし、安全だし絶対に渡れるし。けれども、感覚や感情的にはあんなにどうしようもないものもないな....。と、常々感じていて、仕様とか設計だけで、考えていると、なぜか「歩道橋」みたいなものを作ってしまうものなので、やっぱり手を動かすのが人間は大事だなと考えています。
それを、あの中島聡さんが書いているのだから、間違いないですよw。で、手を動かす中島さんだからこそ「床屋の満足」って出てきたんだろうな、と。