あったらしくるえるはてなくしょん

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2008年に読んで印象に残った本

あくまで、私が今年読んだ本で、特に印象が残っているものを羅列。ネット好きってそもそも活字が好きで、本も好きな方が正しいと少し遅れて気がついた。ブログって本を読んで、こんな事を思ったよって書くのに向いてるなと、いくつか書いてみて雑感。そういうことにはやく気がつけるダンコーガイやスゴ本のDainさんはやっぱりすごいな...と思います。。

人って本の内容はある程度知りたいんだけど、それって興味があればどうせ読むんだから本の内容そのものよりも、「その本を読んだ人がどう思ったか」とか、関連した書籍をあわせて知れるのですごくありがたいですね。すごーく雑多ですが、誰かのご参考になれば幸いと思う、今年読んでよかった本を羅列。
日本人の英語 (岩波新書)Head First JavaScript ―頭とからだで覚えるJavaScriptの基本お金は銀行に預けるな   金融リテラシーの基本と実践 (光文社新書)Python クックブック 第2版まぐれ―投資家はなぜ、運を実力と勘違いするのかパラダイス鎖国 忘れられた大国・日本 (アスキー新書 54)ウェブ時代 5つの定理―この言葉が未来を切り開く!輝ける闇 (新潮文庫)ベトナム戦記 (朝日文庫)声の網 (角川文庫)
左から..

日本人の英語 (岩波新書)

日本人の英語は、まだ読んだ事がない人は是非...、と思います。著者が直感的にわかりやすい例文を体感からひねり出してくれていて、冠詞とか、ofの使い方とか、それから、日本人が書くちょっと変な例なんかをこれでもか..と、サービス精神旺盛に教えてくれます。
なのに、私と来たら「髢(かもじ)」ってしらなかったのだ...(恥)。
「昔々あるところにおじいさんとおばあさん"は"いました。」 日本人の英語 - マーク・ピーターセン著 - くるえるはてなくしょん

Head First JavaScript ―頭とからだで覚えるJavaScriptの基本

オライリーが、こういうことをやってくれている事はありがたくもあり。恐ろしくもあり...。JavaScript の食わず嫌いはもったいない。
すらすら書けなくても、少なくともこの一冊で、私でもjQuery や DOMをちょっと触ったりとか、jsのソースも読めるようにはなりました。
オライリー発 初心者の館 Head First の JavaScript - くるえるはてなくしょん

お金は銀行に預けるな 金融リテラシーの基本と実践 (光文社新書)

飛ぶ鳥を落とす勢いの勝間さんの本で、たくさん出ているのですが....。私はやっぱり勝間さんはお金の話をしているときが一番よいと思います。読書進化論はそこまででもなかったと思っています。はてブトルネードは笑ったけど。
投資信託Howdy World!! 第1回::勝間和代 - お金は銀行に預けるなを読んだ。そして、投資信託を開始してみた。 - くるえるはてなくしょん

あと、まだ途中なのだけど、

史上最強の人生戦略マニュアル

史上最強の人生戦略マニュアル

これはドラッガーと同じで、いくつかのビジネス本のroot になってそうな本ではありますね。。。

Python クックブック 第2版

Python の食わず嫌いは人生の 1/25 を損しているといっても過言ではないと思います。すでに何らかのプログラム経験があるならば、この本おすすめ。訳も素敵。
Google App Engine から、はてな認証APIを使ってみた。 - くるえるはてなくしょん このあたり.。
これとはてなスターとかをあわせて、ちょっとしたサイトをあげるのが年末年始の課題。

まぐれ―投資家はなぜ、運を実力と勘違いするのか

読むの時間がかかるけど、面白いです。こちらも訳本とは思えない読みやすさだった。クラスにひとりくらい同じ誕生日の人がいる*1のは、実はそんなに珍しくない、といった、確率の観点から物事をみることの面白さ。それから、著者のテンションが楽しい一冊です。盛りだくさんでちょっと胸焼けします。フロムダ先生のエントリにちょっとにてるかな...。
"酒は飲んでも飲まれるな"と言う酔っぱらいの自覚 「まぐれ」 ナシーム・ニコラス・タレブ著 / 望月 衛訳 - くるえるはてなくしょん

ウェブ時代 5つの定理―この言葉が未来を切り開く!

はてなユーザであるという立場を離れず言う。この本の名言には、素晴らしいものが本当に多すぎる。名言を紹介しているだけの本に対して、どうして対象となっている人物に会わずに、賞賛コメントや自分の思いを書く気が起きるのだろう。そこがまったく理解可能だw*2
[Apple] この本にはiPod touchと同じギミックがのってます。ウェブ時代 5つの定理 この言葉が未来を切り開く! をくるくると定理3まで読んだ。 - くるえるはてなくしょん

輝ける闇 (新潮文庫) / ベトナム戦記 (朝日文庫)

輝ける闇はすごい本です。是非セットで、けだるい夏に読んでみてください。昼にベトナム料理なんか食べるとさらによいと思います。
輝ける闇を読んだ。 - くるえるはてなくしょん

声の網 (角川文庫)

それこそ、SF作家は予言者やビジョナリストなんじゃないかと思う。星新一ってかつて、"総注意人間" になることを、エッセイ*3で危惧していた。そして、特にテクノロジーが進む事で、そうなる事を危惧していたんだけど、例えばネットみたいな技術が発達するとそれがどういう事かを寓話的に示してくれていて、本当にすごい小説です。挿絵もかわいいしww


来年はもっと本を読んで、かつ手も動かしていこうと思います。